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リボルバーガスガン
固定ホップアップシステム
全長 305mm
重量 770g
装弾数 14発
価格 22,050円 (税込み)
スミス&ウエッソン M29は、映画ダーティハリーで
主役のハリー・キャラハン刑事の愛用銃として一躍
世界的に有名になった、44マグナム弾を使用する
当時世界最強のハンドガンです。
グリッブ内部にガスタンクを備え、BB弾を込めた
カートリッジをシリンダーに装てんして撃つ・・・・・・という
従来のリボルバータイプガスガンのスタイルを
大胆に変えてしまったのが、タナカワークスの
ペガサスシステムです。
カートリッジをシリンダーに装てんする・・・・・・・・・・
リボルバーファンにとっては、リアリティを体感する至極の
儀式をあえて無くし、シリンダーにBB弾のマガジンと
ガスタンクを、装備したシステムなのです。
このシステムの恩恵は、実射性能の安定化、多弾数化
それと、リアルな内部構造ですかな。
これを見れば、誰もがモデルガンだと思うでしょう。
ほんとに、ガスガンとは思えないリアリティです。
また、タナカワークス製エアガンは、仕上げ塗装の
バリエーションが多いんです。
特に異様(失礼)なのが、このミッドナイトゴールド。
金属っぽくて赤紫が混じった様な色なんですけど
光の当たり加減で、色んな色に変化します。
なんとも魅惑的な仕上げなんですが、飛び切り写真に
撮り難いんですねー、苦労しました。
ただ、バレルやフレームのプラスチック部分と
シリンダーや、フレームのサイドプレートの金属パーツとの
質感の違いが気になります。
どのメーカーのどんな製品でも、多少の違いはありますが
ちょっと差が・・・なんとも。
これも、特殊な塗装のせいなのでしょうが・・・。
シリンダーをスイングアウトさせると、ダミーカートが
見えます。その中の一つに、GASと書かれて穴の開いた
部分があります。
その穴を、ガス注入バルブがある位置まで
シリンダーを回転させて合わせます。
つまり、シリンダーの外側は回転しますが
内部は固定されていて、回転しない様になっています。
写真は、その位置に合わせたところです。
本体が細いガス缶だと、銃本体と干渉しないので
そのままバルブに差し込んで、ガスを注入出来ますが
普通のガス缶だと、銃に当たってしまうので
付属のチャージアダプターを、ガス缶の軸に装着して
ガスを注入します。
写真では、撮影のために横向きにしていますが
実際にガスを注入する時は、銃を下向きにして
行います。
BB弾の装てんは、まず内臓マガジンに専用のローダーで
9発装てんします。
写真の位置にマガジンがあるのですが、ローダーと
シリンダーヨークが干渉してしまうので、ローダーを
垂直にして装てん出来ません。ちょっと斜めな感じに
なるので、違和感があります。要改良な部分ですねー。
その後、残りの5個の穴にBB弾を装着します。
で、BB弾を装てんし終わると、こんな感じになります。
白いBB弾は、結構目立ってしまうので
色付きのBB弾も良いかもしれませんねー。
リアサイトは、上下・左右調節可能な
フルアジャスタブルタイプ。
カチカチカチと、小型のマイナスドライバーで
調節します。
シリンダーをスイングアウトする時には、サムピースを
前方に押して、シリンダーのロックを解除しますが
逆に、後方に引くと銃の作動をロックする事が出来ます。
つまり、サムピースがマニュアルセイフティになっていて
ハンマーが落ちている状態の時のみ、セイフティを
掛けることが出来ます。
ハンマーを起こすと、ちゃんとハンマーノーズが見えます。
実銃では、これがカートリッジのお尻を叩いて発火させる
訳ですが、タナカの場合、フレームにハンマーノーズが
通る穴は開いていません。
トリガーを引いてハンマーが落ちると
ハンマーノーズが引っ込む様になっています。
ダーティハリーを見て育った私にとって、グリップといえば
この形。他の物は、有り得ません。
と言っても、実際握ってみると下にいくほど広がっていて
五指でしっかり握れるという感触では、無いですな。
タナカ製M29の外観は、綺麗に仕上げられていて
バレルやフレームのパーティングライン(張り合わせ痕)も
有りません。
トリガーは、セレイション(滑り止め溝)入りの幅広タイプ。
なんと、トリガーガードより広いです。
こんなに広かったっけか?
うお~!!!ハリーごめんなさい。ちょっとグリップ変えて
みちゃいました。
という事で、Nフレーム用アルタモントグリップを装着。
実銃同様に、グリップ部分のフレームには
ハンマースプリングしかないので、規格さえ合えば
様々なグリップを装着可能です。
このアルタモントグリップも、ノーマルグリップより
幅が薄くて、非常に握り易い形状をしています。
実射
シングルアクションにしろ、ダブルアクションにしろ
作動は、極めて滑らかでスムーズ。
さすがにダブルアクションは、シリンダーを回転させながら
なので、トリガープルに少し重さを感じますがね。
シングルアクションで、ハンマーをコックした時の
シリンダーのガタツキの無さは、特筆もの。
全体的に、しっかりした作りの良さを感じます。
固定ホップアップですが、調整が微妙で神経質な、
タナカ・リボルバーの可変ホップより、迷い無くスッキリ
撃てて、好感触です。
集弾性も、たまに大きく外れますが、結構まとまってる
と思います。
今回は、内臓マガジンは使わずに、6発を2回行いました。
7m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾
シングルアクション 6×2ショット
しっかり構えて撃っているつもりでも、ダブルアクションでは
トリガープルで、右に引っ張られているんですなー。
まだまだ未熟です。
タナカ製のリボルバーって、集弾性的には結構当たり
ハズレがあって、何時もドキドキなんですが
今回のM29は、まともに撃てました。
カートリッジを使わないペガサスシステムに納得できるなら
作りも良いし、コレクターアイテムとしてベストかも。
ただ、仕上げ塗装は、よく選んでからに・・・・・・。
7m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾
ダブルアクション 6×2ショット