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国内メーカーを中心に最新エアガン、コッキングガン、電動ガン、ガスガンをレビューしていきます。
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ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   195mm

重量   670g (ヘビーウエイト樹脂)

装弾数  10発

価格   20、895円 (税込み)

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トカレフと言えば、銃の所持を禁止されている日本でもお馴染みな銃でしょう。
かつて、その筋の怖いおじ様達御用達の、国民的(表現がおかしいか?)
オートマチック・ピストル。ヤクザ映画には、必須アイテムですな。

まあ厳密に言えば、実際日本に密輸されていたトカレフの多くは、中国製。
しかも品質規格外になった不良品とか密造品、または軍が廃棄したような粗悪品
だらけだったらしい。
なので、「トカレフは当たらない」なんて言われたりするのだが、本家ソ連製TT33は
軍用銃らしく、さほど精密に作られていないにもかかわらず
命中精度は優秀でした。

TT33は、それまでソ連制式拳銃だったTT30の修正版として1933年に採用され
(実際に生産されたのは、1935年から)
設計者にちなみ、トカレフと呼ばれました。
口径7.62mmで、装弾数は8発。

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TT33の特徴は、構造がシンプルで劣悪な環境でも作動性が良く
パーツが破損した場合でも、組立て易いという軍用に特化していて
極寒の地でも扱い易いという、お国事情も考慮されています。

しかし、いくらシンプルにと言っても、マニュアルセイフティまで省いてしまうとは
やはりやり過ぎでしょうね。
それはエアガンになっても、扱いに注意が必要になります。
KSC製TT33もリアルな構造を重視しているので、マニュアルセイフティはありません。
一人で遊ぶ場合は何かあっても自己責任で済みますが、複数人で楽しむ場合は
より取り扱いに注意が必要ですね。
まあ多少誤射の抑制になっている物では、リアルライブオペレーションという
システムが搭載されています。
これはすでに同社のUSP等に搭載されていて
実銃と同様にスライドを引いて初弾装てん操作をしないと、撃てないという物。
ハンマーを起こしてトリガーを引いても、ハンマーが落ちるだけで
銃は作動しません。
リアリティを追求するKSCらしいシステムですね。


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素材はスライド・フレーム共にヘビーウエイト樹脂で、KSCお得意のザラリとした
塗装が施されています。
これは金属っぽい重々しい感じに仕上がっていて、とくに大戦時代の古い銃とかには
良く似合う質感だと思います。
フレーム等のパーティングライン(張り合わせ痕)も完璧に処理されて
KSCの拘りを感じます。

持った感じも、ヘビーウエイトなので軽々しさが無くて良いです。
コンパクトな銃なのでズッシリとまではいきませんがね。
それより気になったのが、ツルツルしたプラスチックのグリップ。
無骨に膨らんだ形状も、握り易い様な~、握り難い様な~よくわかりません。
まあ、そんな所も時代を感じさててくれる良い部分なんでしょうけど。

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極めつけがCCCP(ソビエト社会主義共和国連邦のロシア語表記による略称)の文字
と星型のマーク。

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トカレフのフレームへのグリップパネルの取り付けも独特な方法で
グリップパネル内側のリテイナーと呼ばれるパーツを回転させて行います。

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まず右側のグリップパネルをフレームにはめて、リテイナーの穴に棒状の物を
あてて、時計回りに回すと、リテイナーがフレームに引っ掛かり固定されます。

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次に左側のグリップパネルをはめて、今度はグリップ底部から細い棒状の物を
リテイナーの写真の丸印部に引っ掛けて回転させて、フレームに引っ掛け固定します。
これで完成。

分解する場合は、逆の手順でOK。

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マガジンは実銃でも、シングルカラム(単列弾倉)なので細い。
いかにもガスタンクのスペースが狭そう。
装弾数は10発と、実銃より2発多い。ん~たった2発。
ならば、もっとリアルに実銃と同じ装弾数にして、マガジンはスチールプレスの
カバーを付けて・・・・でもそれだとBBローダーが必要になるので面倒か?
まあ、システム7に進化して作動性能重視の方向性になったのだから
このスタイルで良いのかな。

マガジンリップが、BB弾の表面を傷つけ難いプラ製になったのは喜ばしい。
マガジンフォロアーは、他のモデルと同じく一番下げた状態でロック出来るので、
BB弾装てんの間ずっと、指でマガジンフォロアーを押し下げておく必要がないので
楽チンだし、素早い装てんができます。
写真はマガジンフォロアーをロックして、BB弾を5発ほど入れたところ。

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マガジンベースは、リアルタイプとフラットタイプの2種類が付属します。
リアルタイプは、ガス注入時に前方にずらさないといけませんが
フラットタイプはガス注入バルブのある位置に穴があいているので
何もせず、そのままガスを注入する事ができる実用重視タイプです。

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リアサイトは金属製。
シンプルで、ホワイトドット等もありません。
ハンマーはセレイションの入った丸い形をしています。
ハンマーが、スライド上面より高いですね。

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軍用銃らしく刻印類は少なくシンプル。フレーム左側面とスライド上部に
シリアルナンバーがある程度。ちゃんと星型マークもあるのがにくいですねー。

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さて、通常分解ですが・・・、まずスライドストップレバーが抜けない様に
固定しているクリップ(スライドストップ・リテイナークリップ)をスライドさせて
外します。

余談ですが、トリガーに刻印してある星型マークがみえますか? ん~細かい。

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この時クリップがフレーム表面を引っかいて、キズになる場合があるので
気になる方は、何か挟んでから作業しましょう。
私は紙を挟みました。写真の状態までリテイナークリップをスライドさせたら
フレームの反対側からスライドストップレバーを引き抜きます。
するとスライドが前方に抜けます。

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スライドストップレバーを引き抜くと、KSCの刻印が出てきました。
普段見えない所にマークを入れるなんて、徹底したリアリティですな。
KSCらしくて素晴らしい。

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次にリコイルスプリングを外してから、コルト・ガバメントの様にバレルブッシングを
回します。180度くらい回すと、前方に外れます。

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後はバレルアッシーを前方に引き抜いて、通常分解は終了。

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分解したついでに、チャンバーを覗いてみます。
上部に見えるのが精密チャンバーの証、2つに割れたホップパッキン。
これがBB弾に、安定した回転を与える。

確かに精密チャンバーになってから、集弾性が向上したのを実感しています。
今までは作動性や実射性能の高さでみれば、マルイ製を選ぶシーンが
多くありましたが、これからはKSCという選択肢も増えてくるんじゃあないですかね。

ホップ調整は他のモデル同様、チャンバー部に専用レンチをあてて
調整します。分解不要で調節出来るので、試射しながら調節する場合など
素早くできて非常に便利。(今回写真撮るの忘れちゃった!!)


実射

コンパクトで細いのに、ヘビーウエイト素材のお蔭で重量感があり
安っぽく感じない。(なぜか軽いだけで安っぽく感じてしまうのです。)

スライド操作はスムーズで、スライドを引いて戻っていく感触もヘビーウエイトの
お蔭で良いですね。
これで、もう少し「シャチン!!」なんて金属音がしたら最高なんですが。

ブローバックも予想以上に重みのある撃ち応えですが、そのかわり
スライドスピードは、落ちてます。
マガジンがコンパクトなだけに、ガスタンクの容量も少ないでしょうから
あまり派手な作動は望めません。
が、そこはシステム7のブローバックエンジンなので
適正温度なら、がっかりする事はないでしょう。

集弾性も精密チャンバーのおかげで、素晴らしい。
実射性能ならマルイ!!・・・・にKSCという選択肢も加わりました。
しかも現時点ではマルイ製ブローバック・ガスハンドガンには使われていない
ヘビーウエイト素材のモデルや、拘りの仕上げや質感。
実射性能とリアルな質感の両立こそが、今のKSC最大の武器なのかな。
(プラス、それなりの価格ね)

コレクターやお座敷シューター達を唸らせる今回のモデル。
ゲーマーの方には装弾数10発は少ないかな?
でも共産圏好きな方なら外せないでしょう。
ほら、あなたですよ、AK47握り締めてるあなた。
もしくは、いつも「わしゃ~広島じゃけぇ~」と意味不明な言葉を口走る、
仁義なき・・・・・を見過ぎてるあなた!!
・・・・・・・・買いです。

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7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾10発



関連記事

KSC M93R-Ⅱ システム7 ヘビーウエイト

東京マルイ AK47 電動ガン




楽天市場でのKSC TT33検索結果は、こちら


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ブローバックガスガン (セミ・3ショットバースト・フルオート)

可変ホップアップシステム

全長   248mm

重量   1200g

装弾数  32発

価格   24,150円 (税込み)

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実銃ベレッタM93Rは1977年、対テロ用にM92をベースに開発されたマシンピストルです。
要人警護の際、アサルトライフルやマシンガン等での重々しい装備を避けるため、ハンドガンサイズながら
高い制圧力を備えたマシンピストルが必要とされました。
m92をロングバレル・ロングマガジン化し、フォアグリップが装備され
折り畳み式のフォールディングストックも装着できます。
9mm口径の装弾数20発で、セミオートと3ショットバーストが切り替え出来ます。



いやー、KSC M93R-2ヘビーウエイトモデルの登場は、私的には意表を突かれました。
たしかにKSC製M93R-AGシリーズにはヘビーウエイトモデルもありますし。
と言うか、質感重視のヘビーウエイトモデルと、作動性重視のABSモデルは伝統的に存在して
いるのですが、M93R-2や他のモデルが新ブローバックエンジン「システム7」に移行していき、
精密ホップチャンバーの搭載も進んで、作動性や実射性能重視の方向性なのかと思われる中で、
ヘビーウエイト仕様なる物は置き去りにされていくのかと思っていたので。
なのでM93Rのヘビーウエイトモデルの登場はとても嬉しく、またその撃ち味は大変興味深い事なんですよねー。

と言うのも、M93R-AGシリーズのヘビーウエイトモデルは、その重いスライドを活かしたリコイルシヨックが
気持ちよく、3ショットバーストやフルオートの撃ち味はとても良かったのですが、その反面寒さ・冷えには
非常に弱くて、秋が深まる頃にはブローバックはグダグダ。それでも強行すれば作動は止まり
生ガス噴いてました。まあフルオートで撃てばマガジン内のガスが急激に冷やされてしまうので
寒い時期のガスガンのフルオートはM93R-AGに限らずグダグダですがね。
かといってセミオートオンリーで撃つならM93Rを使う意味ないしー。

ただ冷えに対しての作動性が、ABSモデルとヘビーウエイトモデルでかなり差があったので
今回のモデルには期待大なのです。
なんたって最強のシステム7ハードキックの心臓を持ったヘビーウエイトモデルですから
少々寒くたって重いスライドを物ともせずガンガン動かしてくれるのではかいか、なんてねー。

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で逸る気持ちを抑えて、まずは外観から。
ヘビーウエイト樹脂製スライド&フレームの塗装は、艶が消されザラッとした仕上げ。
いかにも的な金属臭さが漂う感じですかな。KSCの今まで通りな手法ですね。
ウエスタンアームズのカーボンブラックシリーズが登場してからは、その金属っぽさ的魅力という御株を
ちと取られてしまった感じですが、金属的重々しい雰囲気は負けてないかも。

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そして特筆なのがベレッタファンならずとも、涙物なスライド側面のリアル刻印。
字体も細くて、雰囲気出てるー!!これは手のひらの上でじっくり眺めた後に、絶対ニヤッっとしてしまうでー!!

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M93R-2ABSモデルも最近のロットではリアル刻印になっているそうです。(私は未確認)
写真上はABSモデルの初期ロットのもの。
文字はKSC独自の物で、字体も太いですねー。フレームの細い字体とアンバランスです。

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今回の・・・というか今回も、気になる部分はアウターバレルですねー。
ABSモデルは銃全体がまだ艶があるので目立ちませんが、ヘビーウエイトモデルは
スライドもフレームも艶が消されているので、艶のあるアウターバレルは目立ちます。
M93Rの場合アウターバレルの大部分は露出しているので、余計に・・です。
個人的には、もう少し艶消しの塗装を望みます。

インナーバレルはアウターバレルのマグナポートの手前まで伸びているのが写真でも判りますね。

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M93R最大の特徴でもありますフォアグリップ゛は金属製で、剛性感もあり使い易いです。

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リアサイトのホワイトドットも特徴的。普通リアサイトのホワイトドットは溝の両脇にありますが
M93Rは溝の下に一本あります。これとフロントサイトのホワイトドットとを縦に合わせて
狙いを定めます。

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フル・セミ・バーストのセレクターは、フレイム後端左側にあります。
セレクターの同じ軸からセイフティレバーが後方に出ています。
レッドドットの位置まで下げるとセイフティ状態になりトリガーがロックされます。

セレクターはホワイトドット1つの位置でセミオート。三つの位置で3ショットバースト。
そしてマークは無いですが、写真の様に真ん中の位置でフルオートです。
M93R-AGシリーズでは、フルオートの位置に∞マークがある物もありましたが
M93R-2シリーズではリアル重視で∞マークは有りません。(実銃にはフルオート機能は無いため)


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写真左が付属の亜鉛ダイキャスト製一体型32連マガジン。写真の様にマガジンフォロアーを一杯に
下げた状態でロック出来るので、BB弾を装てんする時に手でフォロアーを下げている必要がないので
大変楽です。
写真右は、マシンピストルの快適安定作動には必須のロングマガジン。装弾数は49発。
ロングマガジンもフォロアーのロック機能付きです。
両方共グリップに装着しても、マガジン下方はグリップからはみ出しているので
前方から見ると、マガジンフォロアーの溝等が丸見えで、あまりリアルでは無いですが
まあ、ここは作動性重視のままと言う事で。
M93R-AGシリーズの様に、スチールプレス製マガジンケースでカバーされたリアルタイプの
マガジンは発売されないでしょうねー、今更。

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ホップアップ調整は付属のレンチをチャンバー部に押し当てて行います。
写真の様に装着して、時計回りに回すとホップが弱くなります


調節範囲は100度程度です。

 

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写真が下手くそで分かり難いでしょうが、チャンバーからインナーバレルを覗いた写真です。
右側が新しいホップラバー。真ん中に溝があり、BB弾をしっかり保持します。
左側は古いタイプの物で、上部のラバー部分全体でBB弾に押し当てる感じになります。

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通常分解は、マガジンを外してテイクダウンレバーを下げれば、スライド部分が
前方にスルスル抜けます。が!!注意しないと、リコイルスプリングガイドはバレルユニットに
引っ掛かっているだけなので、外れてビョーーンと飛んでいってしまう事があります。

実射

冬真っ只中にガスガンを撃ちまくるのは大変です。しかもフルオートで・・・。
まあとに角、エアコンとファンヒーターを全開にして、なんとか室温を25度にまであげました。
でガスとBB弾を装てんして、いざ・・・。

スライドを引いて、パッと手を放して戻した感触は、やはりABSモデルに比べるとモッサリした動きです。
スライドが重くなっている分、戻りが緩いですねー。ちと心配になる位。
この症状はM93R-AGシリーズから同じなのですが、やはり重くなった分リコイルスプリングを
少し強くして欲しいなー、と思います。
まあ、スライドが重くなってスプリングまで強くしたら、作動性に影響があるのかも知れませんが・・・。

で、まずは、セミオートで・・・・・・、ABSモデルが「タッタッタッ!!」っと軽快で弾ける様な高速ブローバックに対して
ヘビーウエイトモデルは「ドッドッドッ」っと少しスピードがダウンしている感じですが
重く鋭いリコイルショックが腕に伝わってきます。これは凄い。想像以上の違いです。
ABSモデルとは全く別物です。3ショットバーストやフルオートで撃つと、余計に違いを感じますね。
冷えによる作動性ダウンも、ABSモデルより少し悪いかな程度。極端な差は無いと思います。
システム7以前のモデルに比べれば、断然冷えに強くなってます。(まあ少し撃っただけでの観想ですが・・・)
初速を測ってみると、室温25度・0.2gBB弾で6回の平均が85.28m/sと高めで、弾の飛びもフラットで気持ちよく
飛んで行きます。集弾性も新型ホップのおかげで素晴らしく良いですね。
実射性能はABSモデル同様高いです。
んー、高速軽快ブローバックのABSモデルと撃ち味最高なリコイルショックのヘビーウエイトモデル。
私には選べません。とにかく早く暖かい季節になって両方撃ちまくりたいー、そんな気分。

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7m 半径2cm刻みの円 セミオート 0.2gBB弾10発

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7m 半径2cm刻みの円 3ショットバースト 0.2gBB弾3×4発

おー、今まで私と3ショットバーストの相性は悪くて、けっこう着弾が乱れてたのに
今回は意外とまとまってます。連射サイクルの関係なのかな?

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7m 半径2cm刻みの円 フルオート 0.2gBB弾30発








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ブローバックガスガン (セミ・バースト・フル)

可変ホップアップシステム

全長   248mm

重量   1,040g

装弾数  32発

価格   22,050円


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いやー、久しぶりにビックリしました。
私は、M93R-2は、生まれながらにしてハードキックだと
思い込んでいました。
それは、前バージョンのAGシリーズが
ハードキック化された後、互換性の無い
新しいバージョンとして登場し
前ハードキックモデルを凌ぐ、鋭く安定感のある
ブローバックを見せていたから。
勿論、どこにもハードキックの文字は、有りませんでしたが
標準装備なので、書いて無いんだろうと思ってました。
そう思わせるだけの、ビシッと鋭く重いリコイルショックを
持っていましたから。


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なので、KSCのカタログページで「ついにハードキック化」の
文字を見てびっくり。しかも、進化した07系エンジンの
ハードキックとは。
今以上凄いブローバックになるのか?と、久しぶりに
興奮しました。
未だにフルオート中毒の私ですし。


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システム7にバージョンアップして、大きく変わったのは
マガジンでしょう。
リアル重視の、スチールプレス製マガジンケースに
覆われた物から、性能重視の亜鉛ダイキャスト製一体型
に変更されています。
これは、KSC全体的な流れで、今の所、システム7に
移行したモデルは、全て一体型になっています。
性能重視は、嬉しい限りですが、M93Rの場合は
マガジンがグリップから、はみ出した格好なので
マガジンフォロアーの溝が見えてしまうので
見た目が、イマイチになります。
あとは、外観的に変更は、無いようです。
セレクターのフルオート位置は、今まで通り
無印ですし。(実銃は、フルオートが無いので。)


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リアサイトは、溝の両脇ではなく、溝の下位置に
ホワイトが塗られているタイプ。
細身のスライドには、しっかりセレイションが彫られて
ますが、私は、どうも台形の形をしたスライドが
摘み難くて苦手です。
手が滑るほどでは、ありませんが、しっかり摘めません。
私だけ?


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M93Rのフォアグリップって、良く考えられて作られてるなー
と思います。凄く握りやすいです。
剛性感もあって、しっかりグリップできます。
3ショットバーストや、フルオート時には必需品ですねー。


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フルオートを堪能するなら、やはりロングマガジンは
欠かせません。
通常のマガジンとは、安定性が格段に違います。
今、一番トリガーハッピーになれるマシンピストルは
M93R-07HKプラス、ロングマガジンと断言出来ます。

ただし、ロングマガジンも、またまた前バージョンと
互換性が無いので、前バージョンのロングマガジンを
持っている人も、新たに買い足さないといけません。


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ブローバックエンジンは、マグネシュウム素材で、
軽量化されています。
やはり、システム7のコンセプ゜トは、ブローバックの
高速化ですね。
ホップアップは、専用レンチで調節します。
スライドを分解せずに調節出来るので、便利です。
あと、マガジンリップが金属製なので、よく見ると
小さなBB弾の削れカスが内部に付着しているので
たまには、分解して掃除をした方が良いかもしれません。

実射

やはり、07ハードキックは凄いです。
ブローバックの回転スピードが、半端じゃあない。
タッタッタッと気持ちよく撃てます。
集弾性も安定しています。


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7m 半径2cm刻みの円 セミオート 10発


AGシリーズM93Rの時代から、私と3ショットバーストの
相性が悪くて、いつも三発目は、大はずれ。
なので今回は、フォアグリップをしっかり握って
頑張りました。
でも、これくらいです。
一発目は、狙い通り。二発目は、やや上に、三発目は
かなり上に、着弾。
三回撃って、全て同じパターンです。


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7m 半径2cm刻みの円 3ショットバースト3×3発


適正温度下でのフルオートは、凄いの一言。
ロングマガジンを使ってのフルオートは
まさに弾ける様なブローバックが五感を刺激します。
同じKSCの、G18+ロングマガジンのフルオートも
気持ちがいいですが、さらにブローバックの質が
良くなった感じで、安定性も向上してますねー。
ガスブロフルオートファンの方には、絶対お勧めです。

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7m 半径2cm刻みの円 フルオート 20発


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ブローバックガスガン (セミ/フル)

可変ホップアップシステム

全長   370mm

重量   1,095g

装弾数  38発

価格   18,690円 (税込み)


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1987年の映画 「ロボコップ」の中で、ロボコップが
撃ちまくっていた銃が、このオート9。
映画のヒットと共に、エアガンメーカーも
実銃には存在しないステージガン、オート9を
製品化しました。
その中でも、映画の中で頻繁に出てきたバースト射撃を
味わえるのが、KSCのオート9なのです。(別売パーツ必要)

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オート9のベースになっているのは、ベレッタM93Rですが
KSCのオート9の最後に付いている文字、Cは
コストパフォーマンスの C です。
ブローバックエンジン、システム7が搭載された
M93R-2シリーズの、一世代前に AGシリーズが
ありますが、AGシリーズの廉価モデルが Cシリーズです。
その特徴は、実射性能は落とさずに、外観などに手間を
かけずに、コストを抑えたところ。
なので、このオート9も外観の仕上げもそれなりで
刻印も、殆どありません。パーティングラインもそのまま。


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そこまで、やるか!!と思ったのが、セレクターの印部分。
白の色が入っていません。
徹底していると言えば、そうなんですが
そこ位、色入れてよーと、個人的には、思います。
AGシリーズでは、標準装備の、3ショットバーストも
除かれていて、バーストを復活させるには
定価1,000円ほどの、別売パーツが必要になります。
まあ、フルオートが出来れば十分と言う人には
必要ないですが。


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巨大なリアサイトやフロントサイトにも、色入れは無し。
ほんとに、真っ黒な銃になっています。


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グリップは、表面が平らでツルツルなので
持ち難そうですが、中指と薬指が、グリップの細い部分
に丁度はまるので、以外としっかり握れます。


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マガジンはAGシリーズと共用の38連タイプ。
スチールプレスマガジンケースに覆われたリアルタイプ。


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オート9の最大の特徴といえる大型スタビライザー。
ほんとに大きくて、というか長くて取り扱いに困ります。
ロボコップが持っていると、さほど大きく感じませんが
実際持ってみると、笑えるほど大きいです。
どないせえっちゅーねん?と、突っ込みたくなります。
このスタビライザーは、普通のM93Rだと
フオァグリップが装着されている部分に、ピン一つで
固定されているだけなので、ちょっとしっかり感に欠けます。


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ピンを一つ抜いて、スタビライザーを外せば
あとは、通常のM93Rと同じ分解方法です。
スタビライザーは長いですが
インナーバレルは、そんなに長くはありませんね。

実射

ブローバックに関しては、一つ古いモデルだけに
現行モデル、とくに07バードキックとは、比べ物に
なりませんが、回転スピードは、結構速く
安定感があるのか、いつもは、散らばる3ショットバースト
も、比較的纏まっています。
もちろん、セミオートの集弾性も良いですね。


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7m 半径2cm刻みの円 セミオート10発


見た目は、巨大なスタビライザーですが、プラ製なので
以外と重くなく、片手撃ちでも苦になりません。
逆に、適度な重さが安定感を生んでいる様です。
なので、実戦向き・・・・と言いたいですが
やはり、大きすぎます。

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7m 半径2cm刻みの円 バースト12発

コストダウンの影響で、仕上げは、イマイチですが
比較的安価にフルオートガスブローバックが
楽しめるのですから、嬉しいですね。
みなさんも、お座敷ロボコップになりましょう。
って、もう古いですな、ロボコップって。


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7m 半径2cm刻みの円 フルオート10発
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ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   178mm

重量   695g

装弾数  11発

価格   21,000円 (税込み)

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KSCは、同じ銃で、バリエーションを多く出すメーカーですが
このM945も、今の所12種類出ています。
その中で、私が気に入っているのがコンパクトシルバーモデルです。
サイズ的には、フルサイズモデルより、全長で43mm、全高で18mm
ほど小型化されています。が、スタイルは全く別物に思えます。
その最大の違いは、フルサイズモデルには有る、軽量化のための
スライド両側の段差加工が、無いこと。
まあ、この段差加工と、珍しい、スケイルドセレイションと言う
ウロコ状滑り止め溝が、M945の特徴なので
その一つが無いと、普通っぽくなってしまいがちですが
このコンパクトシルバーモデルは、エレガントで美しく
私は、悩殺(表現が古い)されてしまいました。
KSCのヘアライン加工等、仕上げも最高に素晴らしい。

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んー、何処から見ても美しい。トリガーガード回りも良いですねー。
マガジンも、ヘアライン処理されたステンレス製プレス加工の
マガジンケースで覆われていて、まさに死角なしです。
実銃がシングルカラムマガジン(単列弾倉)なので、グリップは細く
手にピタッと収まります。握り易さで言えば、グロック26より
全然良し。しかしピッタリ感では、USPコンパクトに少し負けた感じ。
USPコンパクトの方が、幾分ギュッと握れます。
が、それは微々たる差で、グリップ感は非常に良いです。
スライドを引いて放した時の、操作感や操作音も
金属感が有って、満足。
この点では、同じKSCの、グロックやUSP等と比べても
断然トップの出来ですねー。

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ハンマー、シアーそれにディスコネクターに焼結成形金属を採用していて
トリガーを引いた時の感触は、絶品。
全く癖がなく、スッとハンマーが落ちる。ですがフェザータッチと言うほど
軽い訳ではなく、適度な重さは、あります。
その辺りのバランスが、絶妙というわけです。

射撃音は、比較的静かな方だと思いますが、ブローバックは
ハードキックエクセレント仕様なので、ガツンと重いリコイルショックを
楽しめます。



実射
一年でも、一番寒い時期にガスブローバックのテストを
するのは、酷ですが、仕方ありません。
実際、室内でのテストとはいっても、結構寒いです。
なので、実力をどれ位出せたかは、わかりませんが
銃身が短いわりには、まあまあの集弾性だと思います。
マガジンを手で温めてからの射撃でしたが
途中、ジャム(装填不良)も無く、安定して撃てました。

20091002_2744636.jpg
7m  半径2cm刻みの円  0.25gBB弾使用


楽天市場=KSC M945 一覧
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