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国内メーカーを中心に最新エアガン、コッキングガン、電動ガン、ガスガンをレビューしていきます。
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セミ/フルオート・セレクティブ ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   273mm (ストック展開518mm)

重量   1,550g

装弾数  20発

価格   28,944円 (税込み)

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チェコスロバキアの、当時国営会社だったチェスカー・ズブロヨフカで
開発されたサブマシンガンが、Vz61。
61年式という意味で、チェコスロバキア軍に1961年に正式採用されました。
「スコーピオン」という名は愛称で、ストック収納時に上に回転させて折りたたむ
姿が「サソリ」を連想させるため。
それと、元々は戦車兵等の護身用に作られたものでしたが、そのコンパクトで
扱い易い性格から、特殊部隊やテロリストにも愛用され
そんな小さくて毒々しい所からも「スコーピオン」を感じさせるところです。

このVz61の最大の特徴は「レイト・リデューサー」という発射サイクルを
調節出来る機能を搭載している事。
有名なイングラムM11の様に、コンパクトなサブマシンガンはやたらに
発射サイクルが早くて、扱い難く無駄弾も多い。
それを解消するために、発射サイクルを遅くする機能がレイト・リデューサー。
イングラムM11が毎分1200発程度(秒間20発)の発射サイクルに対して
Vz61は毎分750~850発とされています。
さらに作動がクローズ゜ト・ボルト方式と、小生意気なやつなんですよね~。

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さて、国内のエアガン事情はと言うと、マルゼンさんが一昔前からブローバック
ガスガンを発売しています。あとマルイさんが電動とエアーコッキングタイプを
発売していますね。
マルゼンさんのブローバックガスVz61は、子気味良い作動でなかなかの傑作でしたが
多少欠点もありました。
これはマルゼンさんだから・・・・ではなく、コンパクト・サブマシンガンを
ブローバックガスガンにモデルアップしたら、こうなってしまう・・・・
という典型的な例なのですが
ひとつは、マガジンが細く小さいので必然的にガス容量も少なくなり
フルオートで撃つとマガジンが急激に冷えてガスの気化が間に合わなくなり
作動に勢いが無くなりスローダウンしてしまう事。
もうひとつは、フォアグリップ代わりにマガジンを握って撃っていると
マガジンフォロアーと手が干渉してしまっていました。
外観もデフォルメされてる部分もありましたね~。
しかし、税抜き価格 15,800円でブローバックガスガンのSMGが手に入るなんて
ちょっと衝撃的のバーゲンプライス!!です。
まあ、スポット生産なので入手は難しいかも知れませんが・・・・・。

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で、今回のKSC製Vz61ですが、外観は全身ヘビーウエイト樹脂に濃い目の
塗装が施され、KSCお得意の「ザラッとした金属感」が漂う。
金属パーツとの色合いも良く、全体的に良く纏まっています。
これまたお得意の、リアルな刻印類も雰囲気を盛り上げてますね。
安っぽいプラスチック感など微塵もありません。
重量も実銃と同じ1、550g。マガジンを外した時の重量も実銃と同じなんて
立派なもんです。

ただレイト・リデューサーの機能は今回再現されなかったのが残念。
しかし考えてみればエアガンの場合、とくに電動ガン等は発射サイクルを
高速化する方が重宝されていて、わざわざ遅くする機能なんて必要と
されていないのかも。
また実際に機能させたとして、もしかしたら実銃ほど変化し難いのかもしれませんね。
そこの所は知りたいですねえ。

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フル&セミのセレクターは左側グリップ上部にあり、グリップしている右手の
親指でもレバーに届くのですが、新しいせいか若干操作が渋め。
まあ、あまりに軽くブラブラ動いてもらっても困るのですが。
「0」位置のセーフティにすると、ボルトとトリガーが完全にロックされます。

でもセイフティ位置をまたいでセミ&フルを切り替えなんて、ちょっと違和感。
だいたいこのセレクターの部分が古臭い感じがして、実年齢より
年寄りな銃に感じてしまうんですよね~。
あっと!!エアガンレビューなのに、実銃の批判をしてしまった。
エアガンは実銃を忠実に再現しているので、罪はありません。
忠実といえば、マルゼン製Vz61のフルオートポジションには「20」ではなく
「30」の刻印が。
実銃のロングマガジンの装弾数は20発で、マルゼン製は30発。
真面目といえばそうなんですが、「20でえんとちゃいますの!!」と突っ込みたくなります。

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KSC製のマガジンは装弾数20発。リアルな数字なのですが
今時ブローバックハンドガンでも20数発は当たり前なので
なんだか、フルオートに弱腰なのか?と勘繰りたくなります。
サバゲーでの使用も不満が出るでしょう。
装弾数が2倍のロ---ングマガジンも発売されていますが
こちらはやたら長くて、折角のコンパクトSMGらしい扱い易さが
スポイルされてしまってる感じ。
価格もちと高いのですが、それでもフルオート中毒な私は
無意識に同時購入してしまうんですな~。

矢印の所がマガジンリリースボタン。この位置が絶妙。
右手で銃を持ったまま、左手はマガジンの根元を持ち
その親指でリリースボタンを押しながらマガジンを引き抜いて・・・
新しいマガジンをガシッと差し込む。んー良い!!

マガジン自体の扱い易さは、今まで通り。
マガジンフォロアーは、いっぱいに下げた所でロックできるので
BB弾装てん時は楽ですし、今まで頑なに変えなかった金属製
マガジンリップも、いつの間にかプラ製になってますし。

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ストックは簡易ストックと言える物で、精密射撃をするにはちょっと短いし
あまり安定感も無いです。
イングラム同様、体に押し当てて射撃を安定させる感じで使うのが
見た目にも宜しいかも。
まあエアガンですから、普通のストック的な使い方も出来ますが
肩にストックを当てると、銃と顔が近すぎちゃう。

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ストックは矢印部分のピン一本で固定されているので、このピンを押し込みながら
ストックの付け根を左側にスライドさせれば、簡単にストックが取り外せます。
ストックを外すと、途端にマシンピストルふうに雰囲気が変化します。
な・・・なんかカッコイイ。

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リアサイトは、近距離用と遠射用を、前後にシーソーの様に倒して
切り替えます。
それぞれのに「75、150」の刻印が。サイト自体に色付けなどはありません。

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フロントサイトも専用の調整パーツで回転させながら調節します。
まあ調整できる範囲も狭いので、微調整レベルですが。

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ホップアップ調整は、今まで通りチャンバー部のギザギザに専用レンチを
押し当てて行います。写真の状態で時計回りに回して、ホップ弱になります。
ただ、普通のオートマチックハンドガン等よりチャンバーが奥の方に
あるので、若干回し難いですね。

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通常分解はロアレシーバー先端のピンを抜く事で、簡単に
アッパーレシーバーが外れます。
ピンを完全に抜かない状態にすると、実銃と同じく
中折れ状態の通常分解にさせる事ができますが
レシーバーの耐久性を考えると、不意の破損を避けるため
あまり中折れは、やらない方が良いみたいですね。

アッパーレシーバーのボルトを、最後部まで引いてボルトノブを外すと
ご自慢のマグネシュウム製ボルトが後方に抜けます。

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で、中を覗いてみると、新型ホップチヤンバーが拝めます。
ホップアップラバーの真ん中に切れ目があるのが特徴ですね。

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グリップ底部のグリップナットを細めのドライバー等で回転させて外すと
グリップが外れてリアルなバッファー部分がみれます。


実射

軽い操作感のボルトを引いて初弾をチャンバーに送り込むと、乾いた金属音が
雰囲気を盛り上げます。

ブローバックに関しては、KSCさんが軽量なマグネシュウム・ボルト仕様に
したということは、撃ち心地よりは作動性を重視したという事でしょう。
となるとリコイルショックの方は、あまり期待できませんし
天気予報の最高気温が21度(テスト時の我が家の室内の温度計は22度でした)と
フルオート・ブローバックガスガンには、ちと厳しい季節に突入してるので
ブローバ゜ックの作動に関して、良いコンディションとは言えませんね。

まずは20連マガジンから試してみます。
バッバッと、少し低めの発射音。リコイルショックは予想通りのレベルでしたが
流石にシステム7エンジンだけに、子気味良い作動で
あっという間に全弾撃ち尽くしてしまいました。
フルオートで撃つと、マガジンが一気に冷えてるのが手に伝わってきて
発射音がちょっと弱ってるか?と思ったときには、もう撃ち終ってます。
20発なんてフルオートで撃つとあっという間ですから。

驚いたのは集弾性の良さ。正直お世辞でも狙い易いとは言えないオープンサイトで
凄い纏まり。新型ホップチャンバーの実力の凄さを思い知ったのですが
もっと精密に狙える光学サイトが、全く似合わないのもスコーピオン。
このジレンマ、どうしてくれるんですか!!!もう。
適正ホップ時の飛びも、凄くフラットです。
少し強ホップにすると、飛んでる後半弾が急上昇するので、調節が分かりやすいかな。

さて次の40連マガジンですが、あの長さは伊達では無かった!! の一言。
たっぷりとガスを詰め込んだ、ながーーーいマガジンが
「どうぞ思う存分ガスをお使いください」とでも言っているようで
その撃ち心地は20連マガジンとは、まるで別物。
リコイルショックもドッドッドッと力強く、芯がある感じ。
当然フルオートで、難なく全弾一気に撃ち尽くせます。
これは同KSC製グロック18に、ロングマガジンを装着して撃った時と同等レベルの
変化です。
逆に言えば、標準装備の20連マガジンでしか撃たなくて、「こんな物か・・・・」と
思われてしまうのは、なんてもったいない事かと思います。
なんとかならないのですかKSCさん。

あと、やはり20連でも40連でもフォアグリップ代わりに握ってるマガジンの
フォロアーと指の干渉は起こるので、フォロアーの通る溝の部分は意識して指を
浮かせる等の対策が必要です。とくにフルオート時は、指にフォロアーが引っかかると
給弾不良になるので、要注意です。

いや~、リアルな外観と実射性能が高いレベルで融合している
最近のKSCモデルを象徴しているかの様なスコーピオン。
お手軽でお求め易い価格の他社モデルも良いですが
コレクターの方は勿論、近接戦闘ならゲーマーの方も納得されると思う
拘りの逸品も良いですよ~。


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距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 セミオート10発


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距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 フルオート20発

フルオート時の銃の跳ね上がりを意識しすぎて、着弾が下に寄っちゃった。



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距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 フルオート40発


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距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 フルオート20発 片手撃ち


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発射サイクルは40連マガジン時で秒間約16.5発。
なので一分間で990発。実銃より若干早いですが
KSC製M11が実銃通りの秒間20発以上なので
性格付け的には、まあまあの所でしょうか。
初速は平均 73.22m/sでした。




楽天市場でのKSC Vz61検索結果はこちら





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電動 リコイル・エアガン 限定品

可変ホップアップシステム

全長   689~769mm(ストック伸長)

重量   3,060g

装弾数  30/60発(切り替え可)

価格   49,140円 (税込み)

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2009年に東京マルイから次世代電動ガンという進化系電動ガンが発売されました。
電動ガンの欠点だった撃ち応えの無さを解消するため、リコイル発生ユニットを内臓し
全弾撃ち尽くしても作動し続ける今までの電動ガンを、よりリアルにするため
オートストップ機能も付いた優れもの。(多弾マガジンでは作動不可)
付加機能が付いた分、価格も上がってしまいましたが、そろそろお腹一杯的な感の
あった電動ガンに、新たな刺激を感じたのも事実ですね。

元々国内の電動ガンは、ほぼマルイさんの独壇場でしたので、しばらくは平穏でしたが
昨年セキトーからリコイル発生ユニットを搭載したM4タイプの電動ガンが発売されました。
リコイルの強さは、マルイ製M4と同じ位で、マルイ製よりゴツンと芯がある感触で
マルイより多少良いリコイルショックの撃ち心地と、実射性能も比較的良かったのですが
オートストップ機能は無く、銃の質感もマルイ製の方がよかったので
価格が安いという事を除けば、まだまだ次世代が有利というのが感想でした。

さらに・・・2013年もそろそろ終盤という時期に、KSCさんからニュースが!!
なんと年末に、リコイル発生ユニットとオートストップ機能を搭載したM4タイプの
電動ガンを発売というビック・ニュース。
KSCと言えば今までに発売している電動ガンは、HK33シリーズの1種類のみ。
しかも久々・・・況してやリコイル発生ユニット搭載となれば、テンションも上がります。

でも、これもKWA(台湾のエアガンメーカーでKSCと仲良し)製かと思うとすこし複雑。

販売方法も、今回はKSC Webのみでの販売との事。
KSCウエッブサイトのニュースに、その理由が掲載されていますが
何故? どうして? と思える箇所もあり、本当の所よくわかりませんねえ。
私的には、どちらの味方ってわけでもないので、国内エアガン業界発展のため
仲良く頑張ってくださいとしか言いようがないですな。

まあ、KSCが「驚愕」と謳うほどのM4-ERG マグプルCQBを早速レポートします。

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KSC製M4-ERGマグプルは、CQB(Close Quarters Battle =近接戦闘)というだけあって
下のM4カービン(ノーマル)と比べると、かなり銃身が短くなっています。
もうグレネード・ランチャーは装着出来ないほどです。(だからCQBだろっ!!)

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フレームの仕上げは次世代に遜色なく、質感は良いですね。次世代M4より
やや艶消しな感じです。
マウントレイルにレールガイドナンバーは、ありません。

PTSマグプル(マグプルの遊戯銃用アクセサリー部門)公認というだけあって
MOE(Magpul Original Equipment)ハンドガード、グリップ、ストックはデザイン性に
優れていて、使い勝手も良い。

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特に気に入ったのがハンドガードで、グリップする下側部分の巾が広くなっていて
引っ掛かりがあるので握り易く、ノーマルに比べると前方にやや延長されたデザインは
グリッピングの自由度が広い。
ただ、やたらに通気用の穴が多数開けられているので、中のバッテリーが色によっては
目立ってしまうのが玉に瑕。

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グリップはノーマルに比べて厚みがあり、曲線的。フィンガーチャンネルは省かれ
グリップ背面上部も肉が盛られてます。
握った感じはハンドガン的かな。これは好みが別れそうですな。
私の様な指の短い方は、ノーマルの方がギュっと握れて好いかも。
また片手で、グリップだけで銃を保持した時は、引っ掛かり感が希薄なので
落としそうな不安感が漂う。

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ストックは6段調整、写真のリリースレバーを握ってから引っ張り出します。
写真の様に押し上げるのではなく、レバーを握って引っ張るのが正解かな。
ストックのデザインは、シンプルで無駄がなく剛性感もあり使い易い。

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六角レンチでイモネジを緩めるとフラッシュハイダーが外せます。
そしてサイレンサーを・・・・・・って、ネジが14mm逆ネジやないかい?!!
(14mm逆ネジ≒マルイ仕様)
じぇじぇじぇ!!なんてこった。「長い物には巻かれろ」って事?
所詮KWA製ってことか・・・。ん~ここだけでもKSCの意地を見せてほしかったぞー。
説明書にもこの部分の記述は無し。
まっまあ、ここは冷静に・・・・・。とりあえずマルイ製ショートタイプ・サイレンサーを
装着してみました。

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フロントサイトは、付属のサイトアジャスターを使って着弾の上下を調節できます。
差し込んで時計回りに回すと、着弾アップになります。

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MAGPUL PTS MBUS2バックアップ・リアサイトはフリップアップ式で、矢印のレバーを
押し下げるとビープホール式リアサイトが跳ね上がります。
左右の調節が可能ですが、調整ダイヤルが少し固め。
ビープホール部分は前に小さい穴、後ろに大きい穴の二枚構造で
前側を前方に倒すと後ろ側の大きい穴が残り、近距離用になります。
ちなみにKSCでは、このリアサイトのパーツ販売はしていないので、
壊したら終わりですよ~。
まあ、このリアサイトは、市販もされていて楽天市場でも見られたのですが
単品でもそこそこのお値段しますし、今見ると売り切れの所も増えてますね。

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リアサイトが「バックアップ・リアサイト」という名なら、やはり光学機器を装着しない
わけには、いきますまい。
ということで、毎度お馴染みのACOGタイプ・スコープを載せてみました。
ん~似合うな~。

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マガジンもPTSマグプル公認モデル。
マガジン上部が、実銃のリップ形状どおりの丸みのある形をしていてリアル。

最後の1発まで撃ちきるために、マガジンフォロアーはマガジンの外まで飛び出る
仕組みになっています。
ダストカバーまで付属していて、ゲーマーの方ならテンション上がりますねー。

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このマガジンは、マルイ次世代M4用と同じ様に装弾数をリアルな30発と
60発(マルイは82発)に切り替える事ができます。

工具無しで取り外せるマガジンベースをスライド゜させて外し、本体を引きずり出せば
矢印の部分に切り替えレバーがあります。
これをポチッとスライドさせるだけで、完了。

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予備マガジンも3本パックで発売されているので、購入しました。
税込みで、6825円

もちろんダストカバーも付いています。

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チャージングハンドルを引くとエジェクションポートのカバーが開き、ボルトふうカバーが
後退してホップアップ調整ダイヤルが現れます。
ダイヤルは大きくて、回す方向も分かり易いので使い勝手は良いですね。

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KSC製M4-ERGが使用するバッテリーは、9.6vニッケル水素バッテリー。
マルイ電動ガン用バッテリーしか持っていない私は、早速楽天市場で検索。
結局安さで、Yahooオークションで購入。G&Pの1600mAhタイプにしました。

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バッテリーはハンドガード下部に乗せます。これでハンドガードをはめ込めば
終わりなんですが・・・・・矢印のデルタリングを下げながらハンドガードをはめ込む
のですが、デルタリングのバネが固い!!っていうか強い。気合を入れながら引かないと
重いです。
以前のセキトーBOLT B4A1も重かったので、外国製は大様にしてバネがきついのかな。

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あと、細かいところではストックチューブの付け根に一点式スリング用の
マウントが装備されています。勿論左右どちら側でも装着可能。


実射


重量は次世代と、ほぼ同じ3060g。90gほど重いだけですが、次世代よりコンパクトで
見た目も軽そうなので、実際持つとズッシリ感が大きいですね。
肝心のリコイルショックは、確かに今までで一番強く重い電動リコイルショックで
ストックが当たってる肩どころか、ハンドガードを持っている手の方まで伝わってきます。
これは次世代とは、はっきり違いが分かるほどの差があります。

ただしフルオートの回転スピードが遅く、秒間12発弱しかないので気持ち良さは
半減しますね。
次世代の方が、キュパパパパッと個気味良く、フルオートは爽快ですね。
「トリガーハッピー度は回転スピードに比例する。」・・・・定説です。(ギャグが古!!)
まあ、回転スピードが遅いと1発毎の振動が良く伝わってくるので
純粋にリコイルショックを楽しみたい方には向いていますかね。

全弾打ち尽くした時のオートストップ機能は、誤作動も無くきちんと止まってくれました。
ただボルトストップ・リリースレバーの操作感は、もう少しメリハリが欲しいところ。
まあ、次世代でも同じ様な感触です。
実銃と違ってボルトが戻るわけでもなく、ただのスイッチなので、しょうがないですけどね。

ボルトと言えば次世代のボルトカバーは射撃に連動して前後にスライドしていましたが
KSC M4-ERGは不動でした。

今回はこの冬一番の寒さの中だったので、多少気分も体も固まりぎみ。
ホップパッキンも多少固くなってしまっていたのか、0.25gBB弾でホップ調整を
していると、ホップの掛かりが大人しい感じに。
私はホップ掛かりすぎ状態から除じょに緩めるやり方をするのですが
なかなか強ホップ状態になりませんでしたねー。

集弾性も箱出し&低温のせいか、最初はバラツキぎみでしたが、段々良くなり
優秀な纏りをみせてくれました。

初速は高めで、0.2gBB弾セミオート平均で、91.55m/sでした。

次世代と同じ機能で、マグプル仕様・・・・でお買い得感はあり。
ちょっと次世代に似させ過ぎじゃあないのと、突っ込みたくなりますが
なかなか面白い銃に仕上がってますよ~。


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12m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾セミオート10発

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12m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾フルオート




関連記事 
マルイ 次世代 M4A1 ソーコムカービン 


セキトー BOLT B4A1



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ブローバックガスガン (セミ/フル)

可変ホップアップシステム

全長   380mm (ストック展開時590mm)

重量   2,120g

装弾数  40発

価格   36,540円 (税込み)


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H&K社のMP7A1は、PDW(バーソナル・デフェンス・ウエポン)と呼ばれるカテゴリーの銃で
軍隊でいえば、後方支援部隊の護身用等に使われる物。
なので基本コンパクトですが、様々な光学機器等に対応するため3面にマウントレイルが装備されています。
特に上面の物は、超ロングサイズなのですが
それを差し引けば、写真右側のミニウージーとほぼ同じ位の大きさになりますね。


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SMG(サブマシンガン)の代表格MP5と比べてみると、かなりコンパクトに見えます。
実銃でいえば、SMGは拳銃用の弾を使いますが、MP7は4.6mm×30の専用小口径高速弾を使います。


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MP7は、すでに東京マルイが電動エアガンで発売していますが、比べてみると外観は
マルイ製より表面がザラザラした印象で、各パーツも微妙にサイズが違う部分も。
まあ、圧倒的に違うのは重量で、マルイが1,390g(バッテリー含まず)に対してKSCは2,120g。
やはり持った時の重みの違いだけで、そのエアガンに対する印象はガラリと変わりますよねー。
しかも、ブローバックガスガンだけに操作・作動もリアルとなれば、テンションも上がってきます。

MP7の場合ハンドカンの様な片手撃ち、フォアグリップを使ってのSMG的な撃ち方、さらに
ストックを使用しての精密射撃と、多様な射撃スタイルに対応しています。
まあ一日中MP7で片手撃ちしまくる人はいないと思いますが、それだと軽い方が良いかも。
それ以外なら、ブローバックガスガンも面白いでしょう。
(ただし、今の所ガスガンに多弾マガジンは存在しないので、その点では不利ですが)


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フロント・リアサイトも、多様な射撃スタイルに対応しています。
どちらも銃の上面いっぱいに伸びている、メタル製20mmマウントレイルに装着されているので
スライドさせたり取り外しも出来ます。
サイト自体も、折り畳んだ状態ではハンドガンに多く見られる様なホワイトドット入りの物。
リアサイトは、ダイヤルを回して左右の微調整が出来ます。

フロント・リアサイトを起こすと、M16等アサルトライフルの様なビープホール式サイトになって
より正確な射撃が出来ます。フロントサイトの上下調整も可能になります。


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それ以上のグレードアップだと、光学系サイトを装着する事になります。
まあマウントレイルが長いので、何でも取り付けられますがねー。
写真は、 小型オープンドットサイト付きのACOGタイプ4倍スコープ。
んー、なんだか~かっこいい。適度な倍率のスコープにドットサイトも付属して、実用的にも良さげな。
問題は重量。このスコープは、453gもある。
装着してみると、かなり重く感じられMP7の軽快さが、かなり損なわれてちょっと残念。


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仕方なく、もっと小型のT-1タイプドットサイトに変更。
これだと111gの重量なので軽いし、見た目のバランスも良い。
ただしレンスの径も小さいので、多少見難いかな。
それと、こいつはマウントベースの背が低いので、レンズを覗くとノーマルサイトが少し干渉する。
ドットサイトを高くするか、ノーマルサイトを取り外した方がスッキリするかな。


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銃のフロント部分の左右にも、メタル製20mmマウントレイルが標準装備されています。
取り付け用のネジだけ開いていて、レイルはオプション・・・じゃあなくて良かった。
(いや、MP7に限らずそういう場合もありますから。)
これで必要に応じてフラッシュライトやレーザーサイト等が、簡単に装着できます。

ただフォアグリップを畳んだ状態だと、ゴチャコ゜チャしていて持ち難いかも。


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セレクターはアンビ(左右どちら側からでも操作出来る)タイプ。
上から、セイフティ・セミオート・フルオート。
グリップしている親指で操作出来るので、便利で素早く切り替えられます。


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矢印の部分は、これもアンビタイプのマガジンキャッチ・リリースレバー。
同じH&K社のUSP等、ハンドガンに使われている物と同じタイプで
押し下げる感じに操作します。
普通のボタン式と、どちらが使い易いかですが、んーと・・・・・慣れよ、慣れ。

トリガーには、グロックの様なトリガーセイフティが装備されています。
トリガー中央の少し飛び出てるレバーを一緒に引かないと、トリガーが引けません。


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チャージングハンドルを引くと、ボルトも後退。パッっと放すとバシャと勢い良く戻り
初弾を装てんする。
んーやっぱりガスブロは良いですなー。


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全弾撃ち尽くしてホールドオープンしたボルトを解除する、リリースレバーはトリガー上部に。
このレバーを押し上げると、開いた状態で止まっていたボルトが前進します。
位置的には、とても使いやすい所にありますが、方向的に上か?・・・・と少し思ってしまいました。


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ストックは矢印のレバーを押し上げると、パット部分が少し飛び出すので
そのまま引き出します。ストックは、いっぱいに引いたポジションでしか固定出来ないので
短くして使えません。
まあ、実質問題は無いでしょう。


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亜鉛ダイキャスト製マガジンは、実銃と同じ装弾数40発。
リアルで良いんですが、同じKSC製グロックやM93R等マシンピストルのロングマガジンやイングラムM11が50発程度
MP9のロングタイプが55発の装弾数なので、個人的には同程度にしてほしかったです。
マガジン自体は、従来品通りマガジンフォロアーを下げた状態でロック出来るので、弾の装てんがとても楽ですね。
マガジンリップは、相変らず金属製です。

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ホップアップの調整は、専用のアジャストレンチ(普通の5mm六角レンチでも代用可)を
バレル上部の穴に差し込んで行います。
時計回りに回せば、ホップが強く、反対に回せば弱くなります。
だいたい、180度の角度内で調節します。

フラッシュハイダーは、ネジ式で取り外し可能ですが
ネジが奥まった所なので、アダプターが発売されないとサイレンサー等は取り付けできませんねー。
んー是非付けてみたいー。


実射

手に持った時の重量感、初弾装てん操作、んーリアルで気持ち良いですねー。
で、まずセミオートで一発撃ってみて、発射音の大きさにチョットびっくり。
パンッ!!とシステム7のブローバックエンジンらしい派手な音。
逆にブローバックのリコイルショックは、かなり大人しい印象。んー、撃ち応えがないー。

次にフルオートで撃ってみると、その印象は増大されます。
ただブローバックの回転スピードが速く、撃っていて気持ちが良い。まさにトリガーハッピィ状態。
計測してみると、毎分1069発。てことは、秒間17発。フルオートは回転スピードが速いほど気持ち良いという
定説が、また証明された。
パパパンッ、パパパンッと続けざまに撃っても、息切れする事無くあっという間に40発撃ちつくす。

あまりに元気なので、フルオートで40発一気に撃ってみた。
すると、何事も無くあっけなく撃ち尽くした。もちろん最後は、ボルトはちゃんとホールドオープンになっている。
途中回転スピードが落ちたかどうだか思ってる間に、もう撃ち終わっている。
だいたいブローパックガスガンをフルオートで一気に撃つと、マガジンが急速に冷えてしまうので
夏場でも十数発目とか二十数発目位には、回転スピードが落ちているのが普通。
なので、少しでもマガジンが冷えない様に、フルオートでも数発づつ点射して楽しむしかない。
しかしコイツは違う。凄い。そんな気遣いなんていらない。なにも考えずに撃ちまくれる。
こんな持久力のあるブローバックガスガンは、初めてかも。

もう1つ特筆な事があって、それは作動不良が一度も無かった事。
ジャム(給弾不良)はもちろん、作動に関して「えっ?」っと思う事が一切無く
まったくスムーズに動いてくれたのが、素晴らしい。

こうなるとリコイルショックの小ささが残念なのですが、HFC134aガスを使っている以上
回転スピードとリコイルショックの両立は、難しいのでしょうなー?
なので、なかなか難しい選択肢も出てくるかも。
室内等の近接戦とかだと、より撃ち応えがあって取り回しも良いマシンピストルの方が、なんて事も。
やんちゃなマシンピストルか?、優等生なMP7か?





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距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 セミオート10発 (4倍スコープ使用) 


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距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 フルオート (4倍スコープ使用)


 








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ブローバックガスガン  (セミ/フル)

可変ホップアップシステム

全長   253mm

重量   1315g

装弾数  50発

価格   21,000円 (税込み)

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実銃のイングラムM11は、380ACP弾(9mm×17弾)を使用する世界最小の
コンパクトサブマシンガンです。
海外の映画やドラマ等でも、テロリストやマフィアが使ってたりと、目にする事も多いですねー。
そんな有名なM11ですから、国内のエアガン界でも昔から作られていて
「なにを今更のレビューですか?もうお腹いっぱいですよ」と言われそうですが、
いやいや、KSCが凄いんです。
今までのモデルでも、発射サイクルは実銃と同じ毎秒20発を誇る驚異的な性能でしたが
なんとブローバックエンジンがシステム7に進化。さらに旧モデルではオプションパーツだった
マグネシウムボルトが標準装備に。これはニュースだー・・・・・と思いながら月日が経ち・・・・・
今回のレビューに。いやー冬が来たら来年に延びるところでした。

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かなりコンパクトなイングラムなので、ハンドガンと比較してみました。
と言っても比べたのは軍用大型拳銃のH&K MK23 ソーコム。
なので、イングラムの方が小さく見えてしまいます。
グリップの大きさなんて、かなり違いますなー。

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で、早速旧モデルと比べてみましたが、ぱっと見同じでした。
本体の質感は半つや消しでザラッとした感じ。
ちなみに左側がシステム7。

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まあ、今回は内部システムの進化がメインですので、外観の変化はあまり無いですが
刻印は旧タイプより、少し深くしっかりした印象で、シリアルナンバーのみ
変更されていました。
ちなみに左側がシステム7。

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その刻印ですがKSCらしく細く深くで、しっかりとしているけど繊細な感じ。
私が知るイングラムの中では、このシステム7が質感的には一番好みですねー。

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セイフティはスライド式で、トリガーの右側にあります。
右利きならば、グリップしている人差し指で操作できます。
まあ、そんなに軽くは動かないので、スマートに操作するには多少の慣れは必要でしょうけど。

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セミ/フルのセレクターは、銃の左側にあります。
「S」にするとセミオート。「F」にするとフルオートになります。
写真はSとFの文字が見える様に、セレクターを中間の位置にしていますが
ここにポジションはありません。

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フロントサイトは板を曲げただけ、リアサイトは穴を開けただけな感じの、
お馴染みの簡素なサイト。
銃上部の円形のボルトハンドルにはセイフティ機構があって、
ボルトが前進位置にあるときに
ボルトハンドルを90度回すと、ボルトをロックすることが出来ます。
さらに90度回すか戻すと、ロックが解除されます。

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スライドストックを引き出すには、フレーム下部のボタンを押して
ロックを解除しながらストックを少し引き
ボタンから指を放して、ロックが掛かるまで引き出します。
そこから更にボタンを押してスライドを引き抜けば、
ストックを取り外す事が出来ます。

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おっと、その前にワイヤーバット(針金状のパット)を起こさないと、
リアサイトと干渉して引き出せません。
ワイヤーバットの根元辺りを指で左右からはさむと、
ワイヤーバットの右側が内側にずれてロックが
解除されるので、またロックされるまで回転させて起こします。
マルゼン製イングラムは、ワイヤーバットの両側にロックがあり、
左右同じ様に内側にずらさないと
いけないので、操作に慣れが必要ですが、KSCとウエスタンアームズ製は
右側だけなので比較的スムーズにロックを解除できます。

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で、ストックを伸ばした状態がこれ。
ん~、絶対的に長さが短いです。普通に肩にあてて狙いをつけると
かなり窮屈な姿勢になります。
それより腕とか腰にストックを軽く当てて、乱射する撃ち方が妥当かと・・・・。

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旧モデルとの違いがはっきり分かるのは、マガジンリップの部分でしょうか。
システム7のリップは、写真手前の旧タイプに比べて、背が低く形状も異なります。
となると、本体側のピストン・シリンダー周りの形状も必然的に違うって事ですが。

当然システム7と旧タイプのマガジンは、互換性無し。
すでに持っている予備マガジンやショートマガジンが使えないのは、
ちょっと悲しいですねえ。

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ならばせめてと、旧タイプに装着していたサプレッサーと
フロントストラップを付けてみました。
んー、やっぱりイングラムには、必需品です。

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実銃のサプレッサーは、フルオート時には素手で触れないくらい熱くなるので
カバーをかぶせて使われています。
エアガンの場合は関係無いのですが、雰囲気を楽しむために装着。

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写真下は、ウエスタンアームズ製のM11とサプレッサー。(すでに生産終了モデル)
私は長い間イングラムのサプレッサーといえば、ウエスタンアームズ製の様な太さが
2段になっているタイプのイメージでしたが、KSCの取扱説明書によると、
2段タイプはどちらかと言うとイングラムM10(M11より大型の兄貴分)用で、
M11用にも作られましたが主流はストレートタイプだったそうです。
いやー、知らなかった。

KSCのサプレッサーはアルミ製で質感は最高。内部にはバッフルが入っていて
消音効果はありますが実際は、多少発射音がこもった音になったかなー位ですかねー。
ブローバックガスガンの場合、作動音の方が大きいので、よく分かりません。
それよりもフォアグリップ代わりに出来る方が嬉しいです。
イングラムはコンパクトなだけに、グリップ出来るスペースが無いですから。
まあ、そのためにフロントストラップがあるのですが、これを握ってもブラブラして、
私はしっくりこない。
やはりサプレッサーをがっちり握って撃ちまくるのが気持ち良いですし、
手でサプレッサーを下から軽く支える撃ち方でも、安定感があってよろし。
その代わり長~いサプレッサーは、イングラムのコンパクト感や取り回しの良さを
スポイルしてしまいますが。

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ホップアップの調節は、KSCではお馴染みのホップアジャスターを使って行います。
マガジンを抜きホールドオープンの状態で、チャンバー部にホップアジャスターを差し込み
回転させて調節します。
銃本体を分解しなくてもホップ調節が出来るのは便利ですが、ホップアジャスターと
噛み合う部分のギザギザが見えてしまうのは、ちょっと・・・・。

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通常分解はまず、マガジンとストックを取り外してから、銃前方にある
レシーバーピン(写真左)とレシーバーピンディテント(写真右、レシーバーピンの
抜け防止用ピン)を抜き取ります。
しかし今回、レシーバーピンを抜くのが最大の難所でした。
とにかく固くてなかなか抜けませんでした。

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レシーバーピンを抜けば、フレームからレシーバーが取り外せます。
レシーバー上部の溝の最後部にボルトハンドルを合わせて、ボルトハンドルを無理やり
引き抜けば(説明書にも強引に引き抜けとあります)、
憧れの(まあ、光り輝いてる訳でもないですが)
マグネシウムボルトがレシーバーから取り外せます。

実射

手荒くボルトハンドルを引いて、ドバーっと撃つ。んーイングラム最高!!!!
KSC製イングラムは、分解も楽しめる精巧な作りですが、マルゼン製等に比べると
大人しいブローバックが残念でした。
が、システム7とマグネシウムボルトの組み合わせになって、元気さも回転スピードも
ナンバーワンになりましたねー。
セミオートで撃つと旧タイプに比べて、リコイルショックが格段に力強くなったのを
感じられますがフルオートだと回転スピードが速すぎてか、なんかリコイルショックが
相殺されてる感じでセミオートほどでは無いですねー。
でも回転スピードの速さは感動します。

イングラムのマガジンは細くて、グロック用のロングマガジンと比べてみても一回りは細い。
なので、ガス容量も気化スペースも少ないと察するのですが
寒さや、フルオート時のマガジンの冷えに対しての粘りも、今までのイングラム達より優秀。
まあ、多少寒くなってきた10月にフルオートで全弾一気に撃てば、後半の衰えは感じますが。

集弾性は、そこそこ纏まっています。
これならマルゼンのイングラムの様なマウントレイルを装着して、
ドットサイトなんぞで撃ちたくなったりして。
専用のマウントレイル出ないかなー。
それほど良い感じでフルオートも撃ててしまいます。

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7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 10発
セミオート

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7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾
フルオート

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ためしに、発射サイクルを計ってみました。
と、最初の数発は、毎分1646発、って事は秒間27発・・・ひえ~!!!!
続けざまに計測すると、マガジンが冷えて秒間26・・・24・・・
と計測する度に落ちてきたので
少し間をあけて計ると秒間25発でした。
この計測器壊れてないだろうなー?  凄すぎる。

初速は74~80m/s位でした。

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フルオートの醍醐味は、やっぱりその破壊力。
的が一瞬にしてボロボロになっていく様は、なんとも迫力があります。
なにを的にするか、悩むところですが、私は美味しく頂いた後の、
このカップメンのカップ。
このカップは綺麗に穴があくんですよねー。他のカップではいまいちです。
今回は水を入れて撃ってみました。
んー、回転スピードが速すぎて一瞬で終わってしまう。

断っておきますが、このカップメンに恨みは、ありません。誤解なきよう。


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