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国内メーカーを中心に最新エアガン、コッキングガン、電動ガン、ガスガンをレビューしていきます。
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ブローバックガスガン  (セミ/フル)

可変ホップアップシステム

全長   253mm

重量   1315g

装弾数  50発

価格   21,000円 (税込み)

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実銃のイングラムM11は、380ACP弾(9mm×17弾)を使用する世界最小の
コンパクトサブマシンガンです。
海外の映画やドラマ等でも、テロリストやマフィアが使ってたりと、目にする事も多いですねー。
そんな有名なM11ですから、国内のエアガン界でも昔から作られていて
「なにを今更のレビューですか?もうお腹いっぱいですよ」と言われそうですが、
いやいや、KSCが凄いんです。
今までのモデルでも、発射サイクルは実銃と同じ毎秒20発を誇る驚異的な性能でしたが
なんとブローバックエンジンがシステム7に進化。さらに旧モデルではオプションパーツだった
マグネシウムボルトが標準装備に。これはニュースだー・・・・・と思いながら月日が経ち・・・・・
今回のレビューに。いやー冬が来たら来年に延びるところでした。

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かなりコンパクトなイングラムなので、ハンドガンと比較してみました。
と言っても比べたのは軍用大型拳銃のH&K MK23 ソーコム。
なので、イングラムの方が小さく見えてしまいます。
グリップの大きさなんて、かなり違いますなー。

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で、早速旧モデルと比べてみましたが、ぱっと見同じでした。
本体の質感は半つや消しでザラッとした感じ。
ちなみに左側がシステム7。

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まあ、今回は内部システムの進化がメインですので、外観の変化はあまり無いですが
刻印は旧タイプより、少し深くしっかりした印象で、シリアルナンバーのみ
変更されていました。
ちなみに左側がシステム7。

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その刻印ですがKSCらしく細く深くで、しっかりとしているけど繊細な感じ。
私が知るイングラムの中では、このシステム7が質感的には一番好みですねー。

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セイフティはスライド式で、トリガーの右側にあります。
右利きならば、グリップしている人差し指で操作できます。
まあ、そんなに軽くは動かないので、スマートに操作するには多少の慣れは必要でしょうけど。

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セミ/フルのセレクターは、銃の左側にあります。
「S」にするとセミオート。「F」にするとフルオートになります。
写真はSとFの文字が見える様に、セレクターを中間の位置にしていますが
ここにポジションはありません。

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フロントサイトは板を曲げただけ、リアサイトは穴を開けただけな感じの、
お馴染みの簡素なサイト。
銃上部の円形のボルトハンドルにはセイフティ機構があって、
ボルトが前進位置にあるときに
ボルトハンドルを90度回すと、ボルトをロックすることが出来ます。
さらに90度回すか戻すと、ロックが解除されます。

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スライドストックを引き出すには、フレーム下部のボタンを押して
ロックを解除しながらストックを少し引き
ボタンから指を放して、ロックが掛かるまで引き出します。
そこから更にボタンを押してスライドを引き抜けば、
ストックを取り外す事が出来ます。

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おっと、その前にワイヤーバット(針金状のパット)を起こさないと、
リアサイトと干渉して引き出せません。
ワイヤーバットの根元辺りを指で左右からはさむと、
ワイヤーバットの右側が内側にずれてロックが
解除されるので、またロックされるまで回転させて起こします。
マルゼン製イングラムは、ワイヤーバットの両側にロックがあり、
左右同じ様に内側にずらさないと
いけないので、操作に慣れが必要ですが、KSCとウエスタンアームズ製は
右側だけなので比較的スムーズにロックを解除できます。

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で、ストックを伸ばした状態がこれ。
ん~、絶対的に長さが短いです。普通に肩にあてて狙いをつけると
かなり窮屈な姿勢になります。
それより腕とか腰にストックを軽く当てて、乱射する撃ち方が妥当かと・・・・。

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旧モデルとの違いがはっきり分かるのは、マガジンリップの部分でしょうか。
システム7のリップは、写真手前の旧タイプに比べて、背が低く形状も異なります。
となると、本体側のピストン・シリンダー周りの形状も必然的に違うって事ですが。

当然システム7と旧タイプのマガジンは、互換性無し。
すでに持っている予備マガジンやショートマガジンが使えないのは、
ちょっと悲しいですねえ。

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ならばせめてと、旧タイプに装着していたサプレッサーと
フロントストラップを付けてみました。
んー、やっぱりイングラムには、必需品です。

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実銃のサプレッサーは、フルオート時には素手で触れないくらい熱くなるので
カバーをかぶせて使われています。
エアガンの場合は関係無いのですが、雰囲気を楽しむために装着。

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写真下は、ウエスタンアームズ製のM11とサプレッサー。(すでに生産終了モデル)
私は長い間イングラムのサプレッサーといえば、ウエスタンアームズ製の様な太さが
2段になっているタイプのイメージでしたが、KSCの取扱説明書によると、
2段タイプはどちらかと言うとイングラムM10(M11より大型の兄貴分)用で、
M11用にも作られましたが主流はストレートタイプだったそうです。
いやー、知らなかった。

KSCのサプレッサーはアルミ製で質感は最高。内部にはバッフルが入っていて
消音効果はありますが実際は、多少発射音がこもった音になったかなー位ですかねー。
ブローバックガスガンの場合、作動音の方が大きいので、よく分かりません。
それよりもフォアグリップ代わりに出来る方が嬉しいです。
イングラムはコンパクトなだけに、グリップ出来るスペースが無いですから。
まあ、そのためにフロントストラップがあるのですが、これを握ってもブラブラして、
私はしっくりこない。
やはりサプレッサーをがっちり握って撃ちまくるのが気持ち良いですし、
手でサプレッサーを下から軽く支える撃ち方でも、安定感があってよろし。
その代わり長~いサプレッサーは、イングラムのコンパクト感や取り回しの良さを
スポイルしてしまいますが。

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ホップアップの調節は、KSCではお馴染みのホップアジャスターを使って行います。
マガジンを抜きホールドオープンの状態で、チャンバー部にホップアジャスターを差し込み
回転させて調節します。
銃本体を分解しなくてもホップ調節が出来るのは便利ですが、ホップアジャスターと
噛み合う部分のギザギザが見えてしまうのは、ちょっと・・・・。

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通常分解はまず、マガジンとストックを取り外してから、銃前方にある
レシーバーピン(写真左)とレシーバーピンディテント(写真右、レシーバーピンの
抜け防止用ピン)を抜き取ります。
しかし今回、レシーバーピンを抜くのが最大の難所でした。
とにかく固くてなかなか抜けませんでした。

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レシーバーピンを抜けば、フレームからレシーバーが取り外せます。
レシーバー上部の溝の最後部にボルトハンドルを合わせて、ボルトハンドルを無理やり
引き抜けば(説明書にも強引に引き抜けとあります)、
憧れの(まあ、光り輝いてる訳でもないですが)
マグネシウムボルトがレシーバーから取り外せます。

実射

手荒くボルトハンドルを引いて、ドバーっと撃つ。んーイングラム最高!!!!
KSC製イングラムは、分解も楽しめる精巧な作りですが、マルゼン製等に比べると
大人しいブローバックが残念でした。
が、システム7とマグネシウムボルトの組み合わせになって、元気さも回転スピードも
ナンバーワンになりましたねー。
セミオートで撃つと旧タイプに比べて、リコイルショックが格段に力強くなったのを
感じられますがフルオートだと回転スピードが速すぎてか、なんかリコイルショックが
相殺されてる感じでセミオートほどでは無いですねー。
でも回転スピードの速さは感動します。

イングラムのマガジンは細くて、グロック用のロングマガジンと比べてみても一回りは細い。
なので、ガス容量も気化スペースも少ないと察するのですが
寒さや、フルオート時のマガジンの冷えに対しての粘りも、今までのイングラム達より優秀。
まあ、多少寒くなってきた10月にフルオートで全弾一気に撃てば、後半の衰えは感じますが。

集弾性は、そこそこ纏まっています。
これならマルゼンのイングラムの様なマウントレイルを装着して、
ドットサイトなんぞで撃ちたくなったりして。
専用のマウントレイル出ないかなー。
それほど良い感じでフルオートも撃ててしまいます。

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7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 10発
セミオート

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7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾
フルオート

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ためしに、発射サイクルを計ってみました。
と、最初の数発は、毎分1646発、って事は秒間27発・・・ひえ~!!!!
続けざまに計測すると、マガジンが冷えて秒間26・・・24・・・
と計測する度に落ちてきたので
少し間をあけて計ると秒間25発でした。
この計測器壊れてないだろうなー?  凄すぎる。

初速は74~80m/s位でした。

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フルオートの醍醐味は、やっぱりその破壊力。
的が一瞬にしてボロボロになっていく様は、なんとも迫力があります。
なにを的にするか、悩むところですが、私は美味しく頂いた後の、
このカップメンのカップ。
このカップは綺麗に穴があくんですよねー。他のカップではいまいちです。
今回は水を入れて撃ってみました。
んー、回転スピードが速すぎて一瞬で終わってしまう。

断っておきますが、このカップメンに恨みは、ありません。誤解なきよう。


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