忍者ブログ
国内メーカーを中心に最新エアガン、コッキングガン、電動ガン、ガスガンをレビューしていきます。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

dc031194.jpg

s2s-tsr-zero-1.jpg

コッキング エアガン

可変ホップアップシステム

全長   1070mm

重量   2160g

装弾数  29発

価格   20,790円 (税込み)

s2s-tsr-zero-2.jpg

んー凄すぎる。安すぎるー。
18才以上用コッキングエアライフルが、スコープとバイポット付きで
定価20,790円 ? マルイ製VSR-10の本体価格と同じだなんて・・・・
バイポットだって、買えばけっこうな値段しまっせ。
まあ逆にいえば、この値段だとどれだけチープな感じになってしまうのか
はたまた、ならないのか興味が湧くのも事実なんですが。

で、早速ご対面・・・・て、あれ?このストックの後端のラバー製のパット・・・どこかで
見た様なデザイン。こっこれはクラウンのスーパーライフルと同じ模様では
ないですか!!
銃全体をなめる様に見ていくと、スーパーライフルでは外付けマガジンからBB弾を
供給するため、チャンバー付近に穴があるのですが
このTSRには、それとそっくりな形の穴を塞いだ痕がありました。
間違いありません。スーパーライフルとは兄弟みたいです。台湾出身の。

ただし全て同じではなく、そっくりな部分もあれば、外観や仕様が違うところもあります。

その1つがストックの質感で、スーパーライフルは表面はフラットでしたが
こちらは、全体的にブツブツと、洋風な家の外壁の様なデザイン。
まあ滑り止め効果はありそうですが・・・・。

s2s-tsr-zero-3.jpg

スコープ、パイボット共銃への取り付けはマウントレイルで
バイポットの方はプラス・ドライバーで締め付けて固定します。
スコープは指で回せるタイプのネジなので、工具が無くても取り外しが
出来て便利です。

バイポットは金属製でしっかりした作りですし、フレームはプラですが
バレルはアルミ合金製で質感も上々です。



s2s-tsr-zero-4.jpg

スコープはエアガンには丁度良いと思われる、倍率4倍の物。
質感は良いですが、付いている物と言えば狙点修正用ダイヤルのみ。
まっまあ・・・・贅沢は言いませんよ。

スコープはマウントリングを介してマウントレイルに2箇所ガッチリ固定出来てます。
いやー私事ですが、海外製スコープを買った時に、
スコープに取り付ける部分は2箇所で、マウントレイルに取り付ける部分は
1箇所の、V字型というかY字型のマウントリングが付属していたのですが
これが、使ってみるとマウントレイルに取り付ける部分が、いくら絞めても
グラグラで確実に固定出来ないで、使い物にならないってことが2回続きました。
その時はオーソドックスな2か所固定の物が良いなーと、つくづく思いましたねー。

s2s-tsr-zero-5.jpg

狙点修正ダイヤルですが、キャップを外しマイナス・ドライバー等で
カチカチと回すタイプ。
一般的に言えば、一番めんどくさいタイプ。いえいえ文句ではありません。
よく海外製激安スコープにありがちなタイプ・・・いえいえ馬鹿になんかしてません。
コストを考えれば、当然の仕様です。

s2s-tsr-zero-6.jpg

スコープを覗くと、こんな感じ。
レティクルもシンプルなタイプですが、中心部分は細くなってます。
レティクルは少し太い感じですが、実用的にはこのほうが見易いかも。
レンズ自体も実用的には、問題ないと思います。

s2s-tsr-zero-7.jpg

バイポットには、なんと両側に短めですがマウントレイルまで付いてます。

s2s-tsr-zero-8.jpg

バイポットの足の長さは、5段階に調節出来ます。
上側が、足を一杯に伸ばした状態。
下は最短状態ではなく、矢印の部分にバネが付いていて、もう一段ぐっと
力を入れて縮めておくと、次に使用する時にリリースボタンを押すと
足がビョーンと飛び出ます。

飛び出るのが嫌な方は、写真の状態で止めておけば飛び出ません。

s2s-tsr-zero-9.jpg


スーパーライフルと同じ仕様のマニアルセイフティ。
後方に傾けてセイフティ・オン。トリガーがロックされます。

s2s-tsr-zero-10.jpg

バレル先端のマズルを外すと、14mm逆ネジが出てきます。
逆ネジとは、普通ネジは時計回りに回すと締まりますが、それが逆になっている物。
14mm逆ネジと言えばマルイ製サイレンサーです。
早速マルイのショートタイプのサイレンサーを取り付けてみました。
んー、プロっぽくて良いですねー。

s2s-tsr-zero-11.jpg

上のマルイ・VSR-10の物と良く似た、TSRのマガジン。装弾数はVSRより1発少ない
29発。BB弾装てん時は矢印のレバーを押して、ロックを解除しながら
付属のBBローダー等を使って一気に押し込みます。
時間はかかりますが、指で1発づつ装てんしてもかまいません。

s2s-tsr-zero-12.jpg

ボルトのコッキングストロークは、上のVSR-10より2cmほど短い約7.5cm。
しかしVSR-10よりコッキングが重いとは、感じませんねー。
感じるのは、その質感。
ボルトを引いた時の剛性感や滑らかでスムーズな操作感は、VSR-10のほうが
格段に勝っています。
この辺は価格の違いを感じる所ですねー。

あと写真で見比べてもらうと分かりますが、銃を握る部分からトリガーまでの距離が
VSR-10にくらべて長いです。なので私の様な指の短めの人は
トリガーが遠くて引き難く感じると思います。
また、握る部分自体の角度とか握り易さだとか、VSR-10のクオリティの
高さを感じます。

s2s-tsr-zero-13.jpg

エジェクションポートはVSR-10と違い、ボルトを引くとポートが開いてリアルです。
スーパーライフルでカートリッジ仕様にすると、ここから薬莢が排出されるのですが
TSRの場合は、その名残・・・・・、まあ開くというだけです。

円の部分はホップアップの調節ダイヤルです。
丸見えですが、大きくて使い易いです。

s2s-tsr-zero-14.jpg


ボルトはメンテナンス時等に簡単に取り外せて便利です。
トリガーガードのロックを解除して、トリガーガード後部を引き下げるだけで
ボルトがスルスルと引き抜けます。


実射

コッキングレバーを引いて戻す時に、ボルトハンドルが最上部の位置にあると
ボルトが戻り難い時もありますが、慣れればスムーズな操作ができます。
バイポットが付いていると、バランス的にはフロントヘビーなんですが
安定感はあり。

トリガーフィーリングや発射音は、普通ですね。気になりません。
「バシャン」と少し高音が混ざった発射音が気になる方は、サイレンサーを
取り付ければ、少しこもった音になるので良いかもしれません。

撃ってみると、適正ホップが見つけ難かったのですが
遠射では後半右にそれて行く感じです。ホップ調整が悪いのかな?

初速は0.2gBB弾で78m/s位ですが、ホップを強くすると75m/s位になりますね。
集弾性は、さすがにVSR-10には負けますが、価格差から見れば
そんなに悪くないね、という感じ。
ただ比較的少し縦長にばらけてるので、やはりホップが不安定なのかなー。
元々そうなのか、私の調整が悪いのか分かりませんが、これが直ったら
もっと優秀な集弾性が期待できるのにと思いました。

まあ、安くお手軽に、手っ取り早くスナイパー気分を味わいたい方にはお勧め。
とにかく安くスナイパーライフルのフルセットが欲しい、という方は
これしかないでしょう。
まあ、使い勝手やクオリティもそれなりですが。

入門用というか、コッキングエアライフルってこんな感じ・・・とか
スコープを覗くとこんな風に見えるんだ・・・とか
バイポットを使った楽しみ方だとか・・・・、価格的なハードルが
低くなって体験し易くなったのではないでしょうか。
PR
| HOME |
カテゴリー
P R
Copyright ©  -- 人気エアガンランキング&エアガンレビュー --  All Rights Reserved
Designed by CriCri Material by 妙の宴
powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]