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次世代電動エアガン
可変ホップアップシステム
全長 777mm/854mm(ストック伸長時)
重量 2,970g (バッテリー含む)
装弾数 82発
価格 52,290円(税込み)
カービンといえば、もともと前線にいる指揮官や後衛部隊用の小型支援武器でしたが
M4カービンは今や、アメリカ特殊作戦軍(U.S.SOCOM)の主要な武器となりました。
エアガンの世界でも人気は高い様で、マルイ電動ガンM4のバリエーションも増え続けてますし
他メーカーもブローバックガスガンや電動ガンを登場させています。
個人的には、ウエスタンアームズとKSCの、ブローバックガスガン「M4カービン」の撃ち心地も気になりますし
TOP製排莢式電動「M4カービン」も気になります。
が、ここはまず王道のマルイ電動ガンM4で。次世代電動ガンに進化したM4は、リアルなリコイルショックを発生させる
シュート&リコイル・エンジンと、弾を撃ち尽くすと作動を停止するリアルライブ・オートストップシステムを搭載して
より面白くなってる様です。
で、早速ご対面。と、んー思わず顔がにやけてしまいます。
プラスチックパーツが多用されている、初期のマルイ電動ガンと見比べると
アルミダイカスト製アッパー&ロアーレシーバーの、圧倒的な質感と剛性感。
これなら部屋に飾って眺めてるだけでも良いナーっと、お座敷シューターな思いも。
キャリングハンドルはプラスチック製ですが、色合い的にレシーバーとの違和感はありませんね。
このキャリングハンドルは、二つのインターフェイスノブ(大きめのネジ)を緩める事で取り外しが出来ます。
キャリングハンドルを取ると、20mm幅のマウントレイルが出てきます。
レールガイドナンバーが書かれていて、なんだか高級感が漂いますなー。
フラットで長いマウントレイルですから、大概の光学系機器は装着出来ます。
まあ一番似合うのは、写真の様なタイプのドット&スコープでしょうな。銃とのバランスも良いし。
ホロサイト型ドットサイトは外観的に、銃に対して少し大きく感じますが
実用的には、普通の円筒型ドットサイトより見やすくて、個人的には好きです。
ノーマルのリアサイトは、通常射撃用と精密射撃用を前後に倒して切り替えるビープホール式。
勿論上下左右の微調整が出来る、フルアジャスタブルタイプです。
写真は、精密射撃用になってます。まあ通常射撃用より穴が小さくなっているだけなんですが。
アウターバレル先端のフラッシュハイダーを取り外すと、14mm逆ネジに対応したフルオートトレーサーや
サイレンサーを装着出来ます。写真はマルイ製ナイツタイプ・プロサイレンサーを取り付けてみたところです。
ショートタイプのサイレンサーの方が取り回しは楽ですが、かっこ良さでいうならナイツタイプですね。
次世代電動ガン「M4カービン」の売りの一つが、最終弾発射後のボルトストップ(のギミック)。
82連マガジンと連動して、実銃同様ボルトキャッチレバーが可動し、銃の作動がストップします。
なので今までの電動ガンの様に、弾を撃ち尽くしても空撃ちし続ける事はありません。
ただし多弾マガジンは、このオートストップ機構に対応していないのは、残念。まあ構造的に無理でしょうな。
いやー遂に、と言うか・・・・やっと出ましたねー。撃ち尽くすと止まる電動ガンが!!!
お座敷シューターにとっては、この辺りのリアリティは重要です。
電動ガンだから・・・・と諦めていた部分がどんどん進化していくのは、嬉しいかぎりで
次世代と言わず、ノーマルの電動ガンにも普及していってもらいたいもんです。
チャージングハンドルを引くと、ダミーボルト(ホップダイヤルのカバーの様な物)が後退して
ホップ調整用ダイヤルが現れます。この時ポートカバーが閉じていれば、ダミーボルトの後退に
合わせて開きます。またBB弾の発射に合わせて、ダミーボルトは前後に作動するので
初弾を撃つと、ポートカバーが「パカッ!」と開きます。んーリアルで良いですねー。
リアルサイズになったハンドガードに、ニッケル水素ミニSバッテリーを収納します。
このバッテリー、小さいけど1300mAhの大容量なんです。
エンハンスドストックは、銃の全長777mmから854mmまで6段階に調節できます。
このストックのバッファーチューブ内に、リコイル発生ユニットが内蔵されています。
実射
少しズッシリとした感じの重さ。コンパクトな銃なので余計にそう感じるのかな。
構えてみると、金属パーツが多用されているだけあって凄い剛性感。
早速セミオートで撃ってみると、「バシャン!!」っと軽い振動と金属音。今までの電動ガンの様なモーター音は
完全に掻き消されて、聞こえません。
リコイルショックは、あまり期待してはいけません。まあそれでも、構えた肩に近いストック部分に
リコイル発生ユニットがあるせいか、次世代シリーズの中では一番リコイルショックを感じます。
集弾性は、マルイ製なので素晴らしく、しかも安定しています。実射性能に関しては文句なし。
フルオートで撃ってみると、一遍に「次世代M4」が気に入ってしまいました。
バシャシャシャシャっという作動音と共に、肩に伝わる振動がなんとも心地良い。
振動にめりはりがある感じかな。とにかく、思わず空撃ちして遊んでしまいたくなるほど面白い。
勿論、例えばウエスタンアームズ製ガスブローバックタイプと比べれば、リコイルショックは弱く
鋭さもないですが、その代わり安定した射撃が出来ます。
ガスガンの場合は一発撃つ度にガスタンクは冷えて、ガスの気化に影響がでます。
それを一番に感じる部分は、ブローバックのスピードや強さです。
なのでフルオートで撃つと、ガスタンクが一気に冷やされて、10発も撃たないうちにブローバックが
どんどん弱くなっていくのを、感じられます。
これは、今のところガスガン最大の弱点で、なんとか克服してほしいところであります。
それに比べて電動ガンは、バッテリーの残量があるかぎり、安定したフルオート射撃が出来ます。
これはガスガンに対して、かなりのアドバンテージだと思います。
あとは、この次世代電動ガンの様にどんどん進化していけば、今はリアリティという部分で
ガスガンに差を付けられていますが、そのうち追いつくかもしれませんねー。
12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 10発
セミオート
スコープ等を装着している場合、フルオート時のリコイルショックは気になります。振動が強いと全く
見れなくなりますからねー。
この次世代M4カービンの場合、4倍スコープだとフルオート時でも
例えば、捕捉している物を見失うことは無い位の軽い揺れ程度です。
ちなみに、初速は平均 85.44m/sでした。
12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾
フルオート