[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ブローバックガスガン (フル/セミ)
固定ホップアップシステム
全長 220mm
重量 990g
装弾数 21発
価格 39,900円 (税込み)
シルバーとブラックのスペックと価格は同じ
最近のアニメには、とんと疎いおじさんなもので、それゆえウエスタンアームズさんのホームページを
見ていてもアニメ系エアガンはスルーしてしまいがち。
しかし一丁(正確には二丁)のエアガンに目が留まりました。「緋弾のアリア」カスタムガバメント。
元々フルオート依存症(または、マシンピストル依存症)な私なのですが、勿論このアニメの事など全く知りませんから
とにかくアニメを見てお勉強から始める事にしました。
で・・・結局というか、やっぱりアニメ自体よりもこのカスタムなガバメントが気になる私なのでした。
アニメの中でヒロイン「アリア」が二丁拳銃で撃ちまくってるシルバーとブラックのガバメント。
ウエスタンアームズからまずシルバーモデルがリリース。少し遅れてブラックモデルが発売されました。
ケースも、いつもの地味な物と違って、アニメがプリントされてて気合入ってます。
で、この銃を眺めていて最初に思ったのが、スライドの刻印が ? な事。なんか違和感が。
と思ったら、どうやらアニメの設定どうりの刻印が施されている様です。ある意味すごっ!!!
シルバーもブラックも、刻印は全く同です。
全体的にはサイトやセレイション等オーソドックスというか、スタンダードなガバメントですね。
光沢仕上げのヘビーウエイト樹脂製のフィンガーチャンネル・グリップには、右側に母親の横顔を
モチーフにしたカメオ(カメオふう)、左側には東京武偵高校のエンブレムが埋め込まれています。
これもアニメの設定どおりに忠実に再現されています。
シルバーモデルのグリップは、白では無くクリーム色なのですが、撮影技術の未熟さゆえに
なかなか上手く撮れません。
グリップ自体はフィンガーチャンネルタイプとはいえ大きく厚みもあり、手の小さい方は持ち難いかも。
表面もツルツルしているので、滑りやすいですねー。
左右のグリップの合わさったラインも、ちょっと目立ちすぎかな。
ブラックモデルのグリップは、茶色。
シルバーモデルと違ってブラックモデルは、トリガー、スライドストップ、そしてサムセイフティが
緋色(濃く明るい赤色らしい)に仕上げられています。
これで地味だったなブラックモデルが、強烈なインパクトのガバメントに・・・・・・。
今回最も私が興味深く思ったのがトリガー。いったいあのトリガーは、どうなっているの ? と思われた方も
多いはず。いやー私も、いくらアニメの設定どおりに忠実に再現するためとはいえ、内部構造の
カスタムメイドまでするのかー ? と思っちゃいました。もしそうなら凄い事ですけど。
で、フタを開けてみれば・・・・、「珍しい形のトリガー」でした。勿論シングルアクションのまま。
普通のガバメントはトリガーを引くと、トリガーは真っ直ぐ後方にスライドしますが、この銃も同じです。
つまり矢印の部分はフレームではなく、トリガーの一部分で
指を掛ける部分と一緒に、後方に動きます。なので構造は普通のガバメントと一緒。(まあ、フルオートですが。)
特にブラックモデルは色分けもされているので、ちょっと見ただけでは判りませんよねー。
んー、なんか心躍らせて損した気分。
トリガー自体はアルミ材削り出しで、フィーリングも抜群。
チャンバー部分には、ウエスタンアームズお得意のメタルチャンバーカバーが。
これだけで高級感が漂うわけですが、刻印が無くてちよっと寂しい。
これもアニメの設定なんすか ?
ボディカラーと同色のマガジンは、実銃で言えばシングルカラムタイプ(単列弾倉)。
ガスガンのマシンピストルからすれば、ガスの安定供給という面で不利ですが
この銃はフルオートメインで使う性格の物ではないと思うので、あまり問題ではないか ?
通常分解は、普通のガバメントと変わりません。
金属製のアウターバレルには、改造されないために切り込みが入れてあります。
最近のウエスタンアームズさんのガバ系は固定ホップアップなので
チャンバー周りもシンプルです。
スライド・ホールドオープン時に、スライドストップレバーが引っ掛かる部分には
スライドストップノッチプレート(金属の板)が埋め込まれていて、ノッチの変形を防ぎます。
実射
990gの重量は、さすがにズッシリとした持ち心地。これを両手に持つと、それだけでテンション上がります。
ただしヒロインのアリアの様に、太股のホルスターに装着するとなると、かなり重いかも。
しかも見た目は、アリアと言うよりトゥーム・レイダーのララみたいになること請け合い。
(ララの愛銃は、ガバメントとは違いますが)
スライドの操作感は、国産ガスブロ随一のフィーリング。スプリングの強さとか、スライドを引いた時の
滑らかさが好い~。
で、肝心の実射ですが、この銃にはセミ・オートとフル・オートを切り替えるセレクターは無く
アニメの設定通りトリガーコントロールで撃ち分けます。
まず普通にトリガーを引けば、セミオート射撃で一発ずつ撃てます。
さらに奥までトリガーを引ききると、フル・オート射撃で連続発射します。
感触的にはトリガーを引ききって、トリガーが重くなった所で更にぐいっとトリガーを引くと
フルオートになる感じ。
なのでセミ・オートで撃つつもりが、トリガーを引きすぎて
思わずフル・オートになってしまった!!!なんて事はまず起こらないでしよう。
逆に言えば、意識してトリガーを引かないと、フル・オートにはなりません。
まあ、この辺りは慣れでしょうが。
それにしてもヘビーウエイト樹脂製スライドのフル・オートは迫力満点。
ガツン、ガツンと重くて芯のあるリコイルショックが連続する様は、往年のプロキラーF5を彷彿させる。
これはKSC製やマルイ製グロック18の、弾ける様な高速ブローバックのフルオートとは違った味わいです。
そんな意味では、貴重な存在かもしれません。
集弾性は、新品箱出し状態なのでこんな物かな。
ただし、フル・オートは、暴れます。初弾しか的に当たらない時があるほどです。
それほどのリコイルショックと言う事なんですねー。
シングルカラム(単列弾倉)タイプのマガジンは、ガス容量が少ない分マシンピストルには不向きですが
銃自体は、なかなかに面白い存在です。
問題は、コスプレのアイテムとしては高額になってしまう事ですかねー。
「緋弾のアリア」ファンで、尚且つエアガンファンでないと、なかなか手がだせませんぞよ。
ブラックモデル
7m 半径2cm刻みの円 セミオート 0.25gBB弾10発