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国内メーカーを中心に最新エアガン、コッキングガン、電動ガン、ガスガンをレビューしていきます。
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ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   330mm

重量   1040g

装弾数  10発 (8mmBB弾)

価格   20,790円 (税込み)

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実銃44オートマグは、1970年に発売された世界初の44マグナム弾が撃てる
オートマチック・ピストルです。
当時は珍しかったステンレス鋼製で、SMGやアサルトライフルの様なボルトアクションを
採用し、リボルバータイプのスミス&ウエッソンM29・44マグナムを超える
最強の拳銃と言われましたが、実際は扱い難くて作動不良のオンパレード等
残念な銃という烙印を押されてしまいました。

最初のオートマグ社から倒産・売却・合併を繰り返し、AMT社の時に
俳優クリント・イーストウッドにプレゼントしたスペシャルモデルが「クリント・1」です。
銃身が8.5インチに延長され、シリアルナンバー部に「CLINT-1」と刻印されていました。

感激したイーストウッドは、撮影用のプロップガン「クリント・2」を作って
自身の映画「ダーティハリー4」に使いました。
クライマックスシーン、愛銃S&W・M29を失ったハリーがバッタバッタと悪人を
やっつけるのに使った銃がコイツです。
これによって、瞬く間にオートマグは有名になりました。
ただ、「残念な銃」のままですが・・・・。

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マルシン製クリント・1の取扱説明書に記載されてたいる日付は2005/11。
もう7年以上前に登場したんですねえ。
このクリント・1もオークションで中古を落札したものの、長い間レビューもされず・・・・
でしたが、まあ今更ながらレビューです。

モデルガン全盛の頃をご存知のおじ様達とか、ダーティハリーを見て
育った方なら、この44オートマグも受け入れ易いんじゃあないでしょうか?
まさに、「大きい事は良いことだ~」なんて言ってる時代でしたから。

しかも未来的なデザイン。以外なほど握り易いグリップ。
あーでも、やっぱり大きい、し長~い!!。
大きいので重量が1kg超えてるのに、重たく感じない。

グロックと比べてみても、こんなに長いです。
ダーティハリー4で44オートマグがカッコ良かったのも、イーストウッドが
長身だったから似合ってたんでしょうねー。

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シルバー塗装は全体的には綺麗ですが、細かく見れば粗い部分も。
パーティングライン(張り合わせ痕)は、バレル部分は綺麗に処理されてますが
フレームは、マルイ製ガスブロ・ガバメント並みの中途半端加減。
処理はされてますが、加工痕が残ってますよ的な・・・・。
グリップのプラスチック感も少し強め。

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刻印も、シルバーで少し埋まっちゃった感があります。

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作動に関しては、ご覧の様にボルトを引いてもバレルレシーバーは後退しません。
ショートリコイルは、キャンセルされていて、言うならストレートブローバックに
なっています。
まあ、オートマグのショートリコイル・ブローバックを再現するのは
大変だったのかも知れませんねー、とフォロー。

あと、細かい事をいえば、ボルトの後退量が多少短かったり、矢印部分の
メインロッドボスがマイナスネジだったり(実銃は六角ネジ)。こっ細かすぎか?

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セイフティレバーは大きくて軽いので、握っている右手で操作出来ます。
水平で射撃、上に押し上げるとセイフティ・オン。
写真の様にレバーを下げると、なんと空撃ちモード。
BB弾が装てんされていなくても、空撃ちして遊ぶ事が出来ます。
んー、なんて親切。

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リアサイトは上下左右調節可能なフルアジャスタブル・タイプ。
マイナスドライバーでネジを回して行いますが、クリック感はありません。

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マガジンの装弾数は10発。どでかい8mmBB弾なので
こんなもんです。
マガジンフォロアーの溝は、一般的にはマガジンの前面にありますが
このマガジンでは、側面にあるので、多少違和感があります。

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ついでに6mmBB弾と大きさを比べてみました。
こんなに差があるんですねー。改めてびっくり。

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通常分解は、テイクダウンラッチを下げるだけで簡単にフレームから
バレルレシーバーが外れます。

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で、ホップアップの調節はチャンバー底部の穴にマイナスドライバーを挿して
行います。時計回りに回すとホップ強になります。
が・・・いつもの様に、このタイプは適正ホップの位置が分り難く
何回も撃ちながら調整するのがめんどくさいです。

実射


最初に思ったのが、マガジンのサイズが本体とピッタリなのは良いですが
マガジンを外す時、マガジンキャッチ・リリースボタンをかなりグイッと奥まで
押さないとマガジンが外れないので、扱い難い事。

まあ、気を取り直して実射。
ボルトを引く時のテンションが予想以上に強く、金属製という事もあり
操作感は気持ち良いです。
その強いテンションのお蔭でブローバックは素早いですが
逆にリコイルショックは、最近のハードキックモデルに比べれば弱め。
個人的には、スプリングを多少弱くしてでも、ガツンとリコイルショックを強く
した方が気持ち良いと思うのですが。

トリガープルは、厳つい銃のわりに軽め。
適正ホップだと弾の飛びは良いです。大きな8mmBB弾がビューンと
飛んで行きますが、大きいのでやはり風の影響は受け易い様です。
ホップの不安定さも加わって、良く飛びますが
屋外・遠射での命中精度は低いですね、やっぱり。

でぇ、実は集弾性テストをする時に、ウォーミングアップ気分で10発を
2回撃った後に悲劇が・・・・・・。

なんと、マガジンを床に落としてしまい、悪い事にマガジンリップの
片方が完全に破損してしまいました。・・・・・・終了・・・・・・・。

初速も測ってませんでした。・・・・・・終了・・・・・・・。

という事で、なにげに撃った2回の結果を一応載せます。

んー今となっては古臭い大型拳銃で、人気もないかも知れませんが
個性的で美しいスタイルだし、実銃と違って作動性も良好。
たまには、こいつで8mmBB弾の迫力を味わうのも良いかも。

marushin-44automag-sv-14.gif
距離7m 半径2cm刻みの円 0.34g 8mmBB弾 10発
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